ブラックジャックによろしく
ついでに。図書館が借りてきた『ブラックジャックによろしく』1〜4巻。ドラマでもそうだったのですが、改めて読んでみて、個人的にはこの中で「ベビーER編」は特別な気がします。他の話では、やはり斉藤英二郎に感情移入して読むのですが、「ベビーER編」はその一筋縄ではいかない、というか。双子を受け入れられない父親・田辺秀勝の言葉は冷たいほどに現実だし、高砂の葛藤はあまりにも悲痛―。終盤、手術に踏み切ろうとする斉藤を止めようとする高砂の居所のない葛藤は、読んでいて何か気持ち悪さまで感じるほどにリアルだ。
余談ですが、関西では昨日からドラマ版の再放送がスタート、タイミングが良いような悪いような…(笑)。