個人的不定期雑感はてな

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タイガー&ドラゴン

いよいよ竜二(岡田准一)の落語がその片鱗を見せ始めました。先週も傑作でしたが、今週も連ドラ決定時から楽しみにしていた竜二の落語だけに俄然、盛り上がってきました。


そんなわけで「猫の皿」の回。竜二が落語を封印していたキッカケが、かつての小しん(小日向文世)との一悶着にあったことが明かされた。演目をほとんど知らずに舞台に立たされた恐怖、小しんへの苛立ち、ドラム缶―。「竜二の落語が見たい」とは思っていたけど、その重大さが感じられる内容でした。しかしながら、虎児(長瀬智也)らの知恵で、「スカウトキャラバン」という舞台で小しんやどん兵衛(西田敏行)の前に立った竜二は元々用意していた漫談ではなく「猫の皿」を披露した。やり遂げた後には、どん兵衛から「スカウト」の札が―。うわあ、良いッ!
しかしながら、竜二―もとい岡田准一の落語はどうなんでしょう。いや、自分は落語のらの字も知らずに見ているので具体的に腕がどうたら噺がどうたら、なんて言えやしませんが、「天才」たる落語を披露できるのだろうか。今回は緊張状態の中、突然の披露だったのでOKでしたが、同時に得意演目が「品川心中」だったという伏線(再来週が「品川心中」らしい...)も張られたので、今後が楽しみです。しかしながら、竜二はどん太(阿部サダヲ)に教わった「♪ドラゴンドラゴン清少納言」で何をするつもりだったのだろう…(笑)。


と、竜二のことだけで長引いてしまいました。今回は竜二の話を中心にいつにも増して小ネタ中ネタが盛り沢山だったので書き切れません…。「猫の皿」の劇中劇での猫(阿部サダヲ)は言うに及ばず、ヴィンテージもののGパンを5,000円で見つけた時の珍道中なんかテンポ良くて最高です。テンポと言えば、虎児&銀次郎(塚本高史)で「スカウトキャラバン」に出演できないかと小しん打診した時は「(虎児)出たいんだ!」「(小しん)プロだから、それは出来ない」「(虎児)じゃあ、出ねえよ!」、この虎児節も良い。ネタじゃないんだけども、おでん屋でのどん兵衛と小百合(銀粉蝶)との愛も微笑ましいなあ。
そうそう、大事なことを忘れていました―。正月のスペシャル以来、デス・キヨシ(ヒロシです)が再登場!しかも、漫画喫茶での『島耕作』の万引き中に竜二が目撃という―。まあ、これは結局、竜二のウソ話だったわけですが、もしホントだったのならバンドを止めて、新しい職場でキヨシは苦労しているんだなあ、なんて思ったり。