個人的不定期雑感はてな

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タイガー&ドラゴン

いよいよこのドラマも一つの節目を迎え、流星会との信念を裏切る事が出来ない虎児(長瀬智也)はウルフ商会を襲撃、組の行方を銀次郎(塚本高史)に託し、自首することを選んだ…。


枕は予想通り、どん兵衛(西田敏行)。“Tiger and Dragon”で幕を開けた「品川心中」の回。今回の一番の見所はやはり竜二(岡田准一)の「品川心中」…、かと思いきや、あくまで虎児の代打と言った感じだったのが少し残念…(_ _;; もっと本筋と絡ませて竜二が演ずる必然性がある展開を期待していました。
しかし、竜二の成長良いですね。歓迎はされなかったけど(笑)、どん兵衛はちゃんと信頼しているし、噺すことに笑顔があって、ある意味で「天才」とは違う成長を見せたのかな。そんな竜二の「品川心中」…、レンタン自殺集団の暗い雰囲気にメグミ(伊東美咲)のノー天気ぶり…。結果的に自殺を食い止めたのは良い行動だったんだけれども、いざ自殺をしようと決意したのに、こんなのに乱入されたらイヤになるよ、そりゃ…(_ _;;


さて、本題の抗争。単刀直入に言えば、「よく分からなかった」というのが本音だったりします。捕獲された時の、虎児の笑顔の意味がいまいちピンと来なかった…。どん兵衛の言う「どんな時でも笑っている」ことと、なにか意味合いが違うような気がして…。分かんねーけど。襲撃に至るまでの、ヤクザとカタギの狭間で揺れ動き葛藤し、組長(笑福亭鶴瓶)の思いを裏切れず、師匠の人情を無に出来ず―。耐えようと打ちひしがれる虎児の思いは、感動だったんですけど…。
むしろ、あの笑顔に感動した、という感想が多いようなので疎外感を感じます…(^-^;; 意味が分かるまで、もう何度か観てみます。


そんなシリアスな回でしたが、個人的に好きだった小ネタがうどん(浅利陽介)の本名と銀次郎の怒った顔写真(序盤)でした。前者は、テンポが良かった。通例となった「お前、名前なんだっけ?」「うどんです」の振りが、ここで効いてくるとは。後者は、多分ホンニナル.comのCM(塚本高史)のパロディですよね…?分かんねーけど。


次回はいよいよ最終回(・_・、) 舞台は転じて、虎児が出所した3年後。竜二、銀次郎、師匠に組長、そして虎児自身…どんな結末が待っているのでしょうか。