個人的不定期雑感はてな

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はじめの一歩

図書館で借りては読み進めている『はじめの一歩』。今回は運良く40巻〜45巻まで一気に6巻借りることができた。主な内容は鷹村守の世界戦(vs.ホーク)で、序章や後日談も含めればこの6巻に渡って長いスパンで描かれた一戦なので、ただただ圧巻でした。
世界戦を2ヶ月後に控えた前哨戦から、王者ホークが罵詈雑言で挑発し続け、それに耐えに耐え、怒りを抑えに抑え、これでもかと言わんばかりに尚も煽り続けるホークの行動に、鷹村ならずとも読んでる自分も鬱屈してきた所で、世界戦が幕を開ける。もちろん、そんなホークに一筋縄に勝てるわけではないけど、様々な支えや糧とともに徐々に劣勢を巻き返し、ホークを打ち崩していく鷹村は爽快で、最後の一撃は試合前から溜め込んだものが一気に爆発するようで、なんとも言えないカタルシスでした。
一気に読めば、こうも面白いんだな、なんてことを再認識しました。多分、マガジン誌上ではもちろん、2〜3ヶ月おきのコミックスでも「ホークへの怒り」って読んでる側としては間が開いちゃうとダレちゃうような気がします。


だから、マガジン最新号の「沢村、バイク事故」という唐突でありショッキングな展開もコミックスでまとまって読めば、ちゃんと意味があることが見えてくるのかな。
というわけで現段階では、結構ショックな展開でした。沢村竜平は、自分が『金田一』目当てでマガジン買い始めて読み始めて、一歩が最初に闘った相手なので、割と好きなキャラなんですよね。凶暴性には不安を感じながらも、次第に「目標」を見出す沢村を暖かく見守る先生の存在も相まって、今後の展開が楽しみなキャラだっだけに…嗚呼(ノ_`)

4063125327はじめの一歩―The fighting! (42)
森川 ジョージ

講談社 1998-04
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