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古畑任三郎

この年末年始の特番で一番楽しみなのが、『古畑任三郎ファイナル』。三夜連続スペシャルのうち、すでに二回が終わりました。


第一夜は「今、甦る死」。
録画はしてあるものの前半部分は裏番組『新選組!!』を見ていたので、まだ余り見ていません。悪しからず…。ちなみに、『新選組!!』については知り合いに録画を頼めたのでダビングしてもらう予定ですし、BSで再放送があります*1ので今回は『古畑』を優先させました。
テーマは“これほど完璧な殺人計画を私は知らない”ということで、終盤、古畑と天馬恭介…と言うよりかは田村正和石坂浩二という大物同士という点でも二人の対決が見応えありました。個人的には、あくまで「犯人役:藤原竜也」だけで告知するぐらいの意外性でも良かったんじゃないかな〜、と思っちゃうんですが、やはりタブーを破るというのも難しいんですかね。


第二夜は「フェアな殺人者」。
犯人役がイチローとあって、今回のファイナルシリーズで一番注目の事件でしょう!思いの外、イチローの演技が上手い。事件自体も今回はシンプルなだけに、純粋に古畑とイチローの競演が栄え、良かったです。
ただ、やはり「嘘を付かない」というフェアプレイは、第2シリーズで沢口靖子がすでにやっていたのとダブってしまっていたのが残念…。また、フェアプレイの精神が「やるなら完全犯罪だ」の言葉と真逆に思えて、ちっとチグハグ具合が気になってしまいました。
が、まあそんなことは些末な問題で、見事にファイナルシリーズに花を添えてくれた事件だと思います。


そして、今夜は第三夜。『古畑任三郎』の最後を飾るに相応しい作品であることを願います。

*1:7日。でも、これはこれでめちゃイケSPの裏です…。