個人的不定期雑感はてな

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白夜行・第五話

偶然ですが奇数話の時だけなぜか雑感書いてます―、『白夜光』第七話。
やはり前回の“松浦(渡部篤郎)の死”が、大きな転換期だったようです。今までは過去の罪を巡って、嘘や罪を重ねていき“闇”が深まっていく状況から、二人は脱却していくのかな。一度は闇を背負った二人だけにどこか屈折してはいるけれども、自分なりの“光”を求めて前進し始めた回だったと思います。
しかし、それは決して罪が消えたわけではなく―。古賀(田中幸太朗)の死を経て、ここに来て笹垣(武田鉄矢)が今まで以上に核心に迫ってきました。雪穂(綾瀬はるか)の結婚式が行われるホテルにまで乗り込んできた笹垣の行動は、亮司(山田孝之)の犯人呼ばわり*1や警察手帳を預けてまでの捜査ということも相まって、鬼気迫るものがありました。


本当に笹垣刑事は武田鉄矢の演じぶりが見事です。武田鉄矢と言えば金八先生のイメージがどうしても強く、あるいは現在放送中の『功名が辻』の五藤吉兵衛もちょっとコメディーチックで印象深い。そのどちらとも真逆のキャラクターで、『功名が辻』も同時に見ていると妙に違和感を感じます…(苦笑)。
 

*1:亮司が警察を騙り、高宮の片思いの相手をホテルから遠ざけようとした場面。