安楽椅子探偵ONAIR 解決編

午前2時から2時間、録画していたもののリアルタイムで見てしまいました…。
残念ながら今回も、結局ほとんど推理していなかったも同然だったので、安楽椅子探偵の推理が、徐々に真犯人へと向かっていく展開でテンション高まって見ずには寝れませんでした。元々、【霊視に使ったノートの表紙】を【劇団員】も目にしていたコトは分かっていたので、【メインキャラの中に犯人がいない】と説明されるや否や【「アッ、劇団員ならノート見てる！アアッ、深草にギャラ請求に来た劇団員はアリバイがある！ってことは、もう一つの条件である“声を出していない役”の人もいたのか！アアアッ、そう言えば一瞬映った再現ドラマ撮影スケジュール用紙にキャストも書かれていたから氏名も分かるんだ！」スゲー！】と一気に結びついた時は驚きでした。もちろん推理したワケじゃないので何の自慢でもないのですが、こういった瞬間もまた『安楽椅子探偵』シリーズの魅力かな、と思います。

第一作だからこそ出来た『安楽椅子探偵、登場』を除けば、今までで一番【意外な真犯人】だったんではないでしょうか。でも、解決編放送後にいろいろな推理サイトを検索して見てみると、きっちり的中させている方が多いのもまた脱帽です。

推理部分以外では、やはり解決編でのキャラ同士の掛け合いが面白い(笑)。化野ルナ、ノリノリだし。また、今回の『オンエアー』というタイトルは“純粋推理空間”が電波に乗って放送されちゃったことを指していたんですね。だったらば、放送後には日本中の視聴者が記憶を失ったということも同時に強調して欲しかったなあ。
そんなわけで今回がフェア・アンフェアぎりぎりの所だったので次回作の構想がより難しくなりそうですが、何年か後にはまた新作が放送されると嬉しいです。

綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状(5) 安楽椅子探偵と笛吹家の一族
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