白夜行・第十話

今更ながらですが、録画しておいた『白夜行』第十話、見ました。『白夜行』は毎回、録画しているのですが、いかんせん出色の出来だった初回2時間スペシャルを録り逃してしまった(と言うよりノーマークだった)ので、もう完全録画できないんじゃ…、ということで毎回見終われば、惜しいですが消去しています。
そんな中で、初回の“あの2時間”がここに来て効果的に活かされていく展開、演出、心理描写が見事です。すべては“あの2時間”に始まり、罪を重ね、罰を背負い、そして今、笹垣(武田鉄矢)がその足で突きとめてきた点と線が、“あの2時間”にまで遡り繋がった。
そして…

涙出るほど嬉しいんじゃないの？
その男に気付いてもらった幽霊はさ。

ただただ涙を流し打ちひしがれる亮司(山田孝之)に感動でした。
前回の礼子(八千草薫)を非常なままに殺してしまう展開は一種の凄みこそあれ、個人的にはちょっと感動ではなかったのですが、もう今回ばかりは別ッ！そんな最高潮のままに迎える次回最終回…、初っ端の場面へとどう結実していくのか見逃せない所です。(ただし、↑その時は注目してなかったので具体的にどんなシーンだったか覚えていないのだが…(_ _;; )