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白夜行・最終話

今クールでは一番のドラマでした、『白夜行』いよいよ最終回。
結論から言ってしまうと、終盤にかけての幕引きは「んん?」と言った感じで、個人的には腑に落ちなくもあったのですが、やはり良かったです。


特に、亮司(山田孝之)と笹垣刑事(武田鉄矢)が歩道橋で対峙した場面。亮司がこれまでに犯したきた罪名を、息も絶え絶えに口にする笹垣―。それらの罪は1991年に始まり、刻々と暗い歴史が続いた中で…

〜唐沢礼子殺害。笹垣潤三殺人未遂…………、及び救助。2005年 栗原典子に一子誕生

最後の最後に挙げられた2つに妙に救われた想いがして、思わず泣いてしまった、とかではなく、なにか鳥肌が立つような感動でした。「同じ子をつくる気かぁ!」「すまんかったなあ」*1…、笹垣の言葉がひとつひとつ重く、故に、亮司の死もまた悲壮でした。


そういう意味で、個人的には笹垣こそが亮司の「太陽」なんじゃないかと見てしまったので、その後の終幕へ向けての雪穂(綾瀬はるか)に、前述の「んん?」を感じてしまったのではないかと思います。もう一度見直せば、ここら辺も意味が分かってくるのかな、と思うのですが↓↓↓

*1:子供の頃に捕まえてやれなかったことに対して。