個人的不定期雑感はてな

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デスノート

一昨日、『デスノート・前編』観に行きました。
ちょっとどう書こうか迷っているうちに二日過ぎてしまいました…。ゴメンナサイ(_ _;;


先週の『トリック劇場版2』では失敗したので(id:Rarutan:20060610)、今回は比較的近場の映画館行ったこともあってかガラ空き…、初日にも関わらず難なく観れて拍子抜けでした(_ _;; また、この映画館…『トリック』と『デスノート』を観たらポスタープレゼント!っていうキャンペーンもやっているようで、近いうちに『トリック劇場版2』の方も改めて観て来ますです。


さて、『デスノート・前編』―― (一応ネタバレですので、ご注意ください。)


う〜ん、面白かったと言えば面白かったし良く出来ていたけど、微妙っちゃあ微妙とも言える…と自分の中で判断が付かず、妙な「モヤモヤ感」が残ってます。二日遅れってのは、この所為です…。
単純に、良い所で終わっちゃったので「早く後編見たいー」っていう消化不良なだけかもしれませんが…(_ _;;


とりあえず、キャスティングは概ね良かったです。
そりゃ漫画と比べると「全く同じ」というワケにはいかないけど、観てれば自然と慣れてくるし個人的には問題なかったです。懸念だったLも悪くなく、登場時こそ「エエッ」って感じはあったけど、仕草や動きがなかなか「らしい」。お菓子も面白い(笑)。
リュークは、声も動きもちょっとイメージと違うかなとは思うものの、なんだかんだ言ってよく出来ていて驚きでした。
ミサミサはまだ出番が少しなので(って言うか前編では“ちょっと顔出し”っていう程度)、まだ何とも言えませんが、ストーカーADに殺されかける場面が描かれていたってのが新鮮でした。


ストーリーは、デスノート入手、バスジャック、FBI殺し、監視カメラ…、と原作のエピソードがテンポよくまとめられていて、やっぱりこうして再現されていく、っていうのは見ていて嬉しい所でした。
それでいて、原作から大きくアレンジされていた南空ナオミ編も、なかなか見事。
アレンジと聞いて「変に間延びするんじゃないか」とちょっと心配でしたが、むしろ潔い展開で見事に裏切られました(笑)。映画オリジナルの秋野詩織の存在も上手く活かされていて好印象です。何より、原作に負けず劣らずな悪ライトが良い。
まあ、それに際して南空ナオミの性格がちょっと変わっちゃったのはあまり気にしない方向で―。(せめて、偽名・本名のくだりはもう少し駆け引きして欲しかったけど…)


じゃあマイナス面はと言うと、モノローグをばっさりカットし過ぎじゃないかな、と感じました。
これでは原作読んでいないと説明不足な気もするし、場面によっては盛り上がりやメリハリに欠けてしまった印象がある。なにも原作みたいに事細かにやる必要はなく、ホント、一言二言 アフレコ入れるだけでも印象が違ってくるだろうなあ、と思うだけに残念です。
これは月だけでなくLも同様で、そのせいかLの推理や思惑が分かりづらかったり、それ故に全体的に「月vs.L」の様相が希薄だったように思います。(特に、“える、しっているか”のあの扱いは…)


まあでも、「月vs.L」っていう部分は後編ではいやが上にも展開されるでしょうし、前編のそうした不満も「布石」でしかなかったのだと感じさせるような「後編」に期待です。


関係ないけど、せっかく前後編セットの前売り券買ったのに、後編前売り券に別の新しい特典付けるのは反則だろ(_ _;;