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『トリック 〜劇場版2〜』

引き続き、今度は『トリック 〜劇場版2〜』観てきました。2週連続で映画観に行くなんて初めてです(笑)。


デスノート』が原作知ってるのもあって、あーだこーだ考えながら観るのに対して、こちらは理屈抜きに笑えて2時間面白かった。どこに小ネタが隠されているか、探しつつ観るのでやはり見終わって疲れる2時間でもありましたが…(_ _;;


そんなわけで2時間ギャグの応酬でした。
ストーリーはシンプルに「奈緒子&上田vs.箱のゆーとぴあ」の対決だけで、矢部刑事(生瀬勝久)や里見(野際陽子)が本筋にほとんど絡んでこないのが寂しい所です(前作は、彼らも上手く本筋に絡んで展開し、バランスが良かった)。寂しいと言えば、殺人事件が起きなかったのも『トリック』としては珍しいかも…。その分、奈緒子(仲間由紀恵)と上田(阿部寛)の面白さが満載で、美沙子(堀北真希)と逃げてきて見つかった時、滑車のロープに二人で掴まっている時…、自分だけ助かろうと蹴落としあう二人は最高でした。それでいて、脱出マジックを助ける上田教授もまた、二人の関係が進展しているのかしていないのか加減が微妙で印象的。
筐神佐和子(片平なぎさ)は、この『トリック』の雰囲気の中で淡々としたサマが存在感あります。「手袋」は、『スチュワーデス物語』の例の場面だけを“名珍場面”なんかで見たことがある程度でしたが、ついつい面白く、また終盤への布石ともなっていて良かった。美沙子が登場したシーンは、【箱入り娘・箱入り息子】言う前に、電波少年的「箱男」を妙に思い出してしまいした…。


一方で、予告であれだけ映していたんだから【←ブラジル 出口→】の看板にはもう少しちゃんとした意味かオチが欲しかったなあ、と個人的には思いました。序盤、日本地図がズームインして始まったり日本地図で場面転換したのを見て、あの地図がブラジルまで行っちゃったりするのかなあ、とか期待しちゃったもんで…。


ところで、本当はネタで劇場販売グッズである「富毛の湯入浴剤」は買おうかな、なんて思っていたんですが、パンフレットの広告ページの時点で大きく「入浴剤は富毛の湯ではありません。実際はわさびの湯になります。」と注意書きされていて、なんだか萎えました…。誰も本物だなんて思わないだろうに、それでもやっぱりこういう表記って制限とか規制とかあるんですかね…。
ちなみに劇場キャンペーンで貰えるポスターは、『トリック』の方を貰ってきました。

TRICK(トリック) 劇場版2・ノベライズ
TRICK(トリック) 劇場版2蒔田 光治


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