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vs.SMAP

昨日、『古畑任三郎vs.SMAP』が放送されました。フジ「ドラマレジェンドスペシャル」の第一弾として抜擢され、1999年の本放送以来初の再放送だったようです。『古畑』自体は今年正月の「FINAL」シリーズで終幕したし、フジのスペシャルドラマと言えば『北の国から』や『白線流し』なんかも幕を下ろしている。つまりは、「ドラマレジェンドスペシャル」はこれらのドラマをテイ良く再放送する為の位置づけなんだろうなあ、と思います。


ただ、『古畑』は第3シリーズ以降から見始めたので、今回の『vs.SMAP』はまだ未見。個人的には嬉しい再放送でした。
しかしながら、7年前ともなるとSMAP全員雰囲気が違って見えますね。5人全員での共犯というのも新鮮で、協力して一人一人のアリバイを確保していった上で富樫(宇梶剛士)を手に掛けていくまで目が離せぬ展開で、一時も見逃せませんでした。ここまでで一時間弱、「まだ古畑が登場してない!?」ってことを忘れてしまう程(おい...)に良かった。
で、いざ古畑警部補と対峙すると、完全犯罪に綻びが生じ始める。1人のアリバイが崩れると、芋づる式に全員のアリバイが消えてしまったり、そこら辺の推理の運びも面白い。所々、SMAPにまつわる小ネタを古畑が口にしたり(「赤ずきんチャチャ」って...)、5人の性格が分かりやすく且つ余り違和感なくデフォルメされていたり、そういった丁寧さも好感。
さすがに再編集版とは言え、3時間SPは長くないかと思っていたものの、そんな時間を感じさせず見応えありました。