舞台版「こち亀」

先週金曜日、CATV“フジテレビ721”で今年の舞台版『こち亀』が放送。録画しておいたのをようやく見終わりました。

フジテレビ721：連載30周年特別企画 舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」30周年だよ！おいしいとこ取りスペシャル！！

舞台版は初演の1999年は観に行きましたが、それっきり。今回、CSとは言え初めてのテレビ放送ッ！嬉しいです。
で、今回の2006年版。キャストは所々変更されていますが、大筋のストーリーは似ていて(なにぶん7年前の記憶なのであやふやですが...)、細かなエッセンスに「面白さ」と言うよりもなにか「懐かしさ」を感じる所でした。特に歌ですね、「♪さいはて島は遠い遠い〜山の中の山〜」とか、『おいでよ亀有』はこの舞台から生まれたんだよな〜、とか。
また、新しい出演者の中では大原部長が印象的。今回はアニメ版の声優でもあった佐山陽規氏が演じていて、正直な所、体格的な面では部長には似つかわしくないのだけど、やっぱり“声”のイメージって重要だなあ、と思わせられました。元も子もない話ですが、実際に舞台を観に行くと“席が遠くと役者がよく見えない”なんて状況も多々あるので、そういう意味でもホントに適役だったのではと思います。逆に言えば、テレビ放送だからこそ細かく観られたのも良かったです。