the Last name
ここ何年もCDを買うという習慣が無いのですが、そんな中で唯一買おうかなと迷っていたタイトルがあったのですが、そうこうしている内に一年が経ちレンタル解禁してしまいました。
ってなわけで結局、レンタルで済ませてしまいました…_ _;;
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ『ステイディアム・アーケイディアム』。映画『デスノート』の主題歌2曲*1を収録したアルバムです。
そもそも洋楽を借りること自体も稀なもので、そんな所から新鮮だったり。
そんな中で、やっぱり目的の曲だった『Dani California』『Snow(Hey Oh)』、良いですねえ! 特に後編の『Snow(Hey Oh)』、映画本編の終盤が圧倒的だっただけに、この曲を聴くだけでモロモロの場面が思い起こされては切なくなってきたり。意訳も多分に含まれているんでしょうけど、夜神月の心情が歌われているのも聴き所かと思います。
で、そんな映画『デスノート the Last name』のエンディングについて。G.W.中に見返していてふと思いついたことがあったので覚え書き。とっくに既出だったらゴメンナサイ。
映画をご覧になった方はご存じかと思いますが、エンディングのキャストロールで【一部の役名だけが手書き】になっていて、その基準が【本編中にデスノートに触れた人物】か否かだと推測されています。が、ここが何か妙に腑に落ちなかったんですよね。
何故、あのような趣向を凝らしたのか。単なる遊び心にしては、その基準が中途半端な気がするし…。
そして、ラストのリュークの高笑いを見て思ったのですが―
要は「一連の事件(本編)のあと、リュークが名前を書き記した人物だった」という風には考えられないでしょうか。
夜神月に見切りをつけ、リュークの“お楽しみ”も一段落。その間にノートの存在を知った者を殺しておいた…、つまりは海砂や捜査本部の面々、果ては夜神総一郎もこの後殺されてしまったのではないか。そんなコトを暗に示していたように思えてきます。
いくら正義の名の下での行いだとしても、殺し合いなんて無意味なもの。リュークの高笑いに感じた、その“虚しさ”がより一層増してきて、映画版オリジナルの『Snow(Hey Oh)』後半のアレンジもまた重々しく感じます。
あくまで仮説のひとつなのですが、こんな捉え方もあるのではないかなあ、と。(一年間の期間があったり、リューク自身の名前も手書きだったり、腑に落ちない所もないわけではないですが…)
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*1:前編の「Dani California」、後編の「Snow《Hey Oh》」。