個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

逆転裁判4

逆転裁判4』、クリアしました。
第4話1回目の法廷での《見抜き》に丸1日詰まってしまいましたが、それ以外は割と順調に話を進められました。


そんな最終第4話―。
これまでの『逆転裁判』の世界観の前提とも言える【序審法廷】に一石を投じようとしたストーリーになっていて、その結果、前4作までとは違った面持ちでフィナーレを迎える事になります。正直に言うと、これには「あれ、もう終わりなの?」とちょっとキツネに摘まれる思いもありました。本編自体、決して「もう終わり」と言うような中途半端な内容ではなかったし、特に【7年の時を経て】真相を追い求める第4話のシチュエーションには、何度も感嘆の声を挙げてプレイしました。だからこそ、決め手の薄い結末は腑に落ちなかった。


でも!やっぱり『逆転裁判』は面白いッ!
という思いを新たにしたのも確かです。キャラクターが心機一転し、厳しい評価も目にするので、ちょっと肩身の狭い思いでもあるのですが、いやいや個人的には楽しめました。『逆転裁判1〜3』が傑作だっただけに、ハードルが上がりすぎていたのかな。その点では、直前に『プロジェクトハッカー』をプレイしたことが功を奏したのかも、と思ってしまったり(笑)。
キャラクターで言えば、牙琉響也検事が割とお気に入りかな。今作のライバル検事としての登場でしたが、王泥喜クン自身がまだ新米で頼りないだけに、何かと助けられる場面が多くあまり闘っていたイメージは無いのですが^-^;;、その姿にもある種のカッコ良さがありました。引いては、今後の《王泥喜シリーズ》において、真の意味でライバル検事として対決する展開が予想されます。その為にも、『5』以降での王泥喜クンの名実共々の成長に期待です。
一方で、そんな王泥喜クンにバトンを受け渡した成歩堂龍一。序盤こそキャラ変わりすぎ、と思ったけど、一言で言えば「時間は人を変える」ということなのかな。【7年前の事件】前後の具体的な心理描写がアッサリだっただけに、内に秘めていた思いがあったのだと思います。願わくば、具体的な王泥喜クンと成歩道の初対面を描いて欲しかった、というのが心残りかな。【7年前の人物ファイルに、当時15歳の王泥喜クンの姿があった時には「オオッ」と初対面に期待したのですが…。2人の絆を描いた所で、そして最終章へと繋いで欲しかった。
そして、再び法廷に立った時のあのBGM。今作最大の見所でした。

逆転裁判4(通常版)(特典無し)
逆転裁判4(通常版)(特典無し)
おすすめ平均
stars少し辛めに。
starsクリアしましたー^^
stars期待してたのに…
stars個人の意見ですが
stars期待してたけど

Amazonで詳しく見る
by G-Tools