個人的不定期雑感はてな

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デスノート

そんなわけで休止していた間の雑感でも―。


アニメ版『デスノート』、関西でも先週 最終回を迎えました。
昨年10月からの3クール…、原作全12巻をハイスピードに描き、緩急付けた展開に見入りクオリティーも高く楽しかったです。
第2部に入ってからはことごとく簡略化されてしまっているのが残念でしたが、ここ一番ではきっちり丹念に描いてくれましたし終盤にかけての諸々のアレンジは見事でした。(写真は録画してきたDVD。手製レーベルは全話共通^-^;; )


特に魅上の狂気っぷりは常軌を逸しているとしか言えず、もうサイコー!でもそんな演出だったからこそ、YB倉庫を覗き込んでいる瞬間は、原作で初読の時に感じた衝撃を、もう一度感じさせてくれました。コレが何気なく重要で、原作で読んでいるにも関わらずもう一度、「同じストーリーで同じ衝撃をもたらそうとしたら」と考えた場合、アニメ版の時に突き抜けた演出ってのは功を奏していたように思えます。
そうかと思えば、高田清美の涙という繊細なアレンジもかなり秀逸でした。原作だと最初こそ躊躇っていたものの自然とキラ裁きをこなす姿にちょっと違和感もあったのですが、それだけにこの演出は納得しつつも切なかったです。同時に、広い意味で月の敗因を象徴しているシーンに思えます。


そして、何と言っても一番のアレンジだったのがエンディング。
最終12巻の感想として当時「追及されて負けを認め、そして潔く自害するとかそういうのはナシだと思っていたので、無様でも悲壮でも滑稽でも、今まで散々使ってきた“心臓麻痺”に恐れおののき狼狽し、死を迎える。この結末で良かったのだと思います。」なんて書いた(id:Rarutan:20060705)自分としては、う〜ん、ちょっと綺麗すぎるかなと思わずにはいられませんが、なかなか悪くなかったと思います。
自らがキラとなってからの5年余り、夜神月の「孤独」が痛く響きます。『デスノート』をまた別の角度から考えさせられるエピローグでした。

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おすすめ平均
stars原作未読ですが
stars確かに非常に面白いが・・・。
stars宮野真守へ〜んしん!!!
starsDeath note the animation is very very perfect!!!!
starsあくまで個人的な意見ですが

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