個人的不定期雑感はてな

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トリック

昨日、『トリック-劇場版2-』地上波初放送されました。
「秋のトリック祭り」と題して、シリーズ続編の有無なんかも匂わせつつの放送でしたが、予想通りと言うか何というか、見事に梨の礫でしたね(笑)。
何だよ、「スシ王子(トリック)」って!
まあ、否定もされていないわけだし、仮にもここまで大々的に喧伝する以上は「白紙」ということは無いでしょうし、気長に待ちたいところです。


そんなわけで映画館以来、久しぶりに観た『トリック-劇場版2-』でしたが―。
やっぱり、こう2週続けて観てしまうと『劇場版1』の方が面白かったよなあ、というのが今の正直な感想です。こういうTVドラマの映画化と言うと、個人的には「オールスター感」が単純ながらも大事な要素だと思うんですよね。TVドラマ版で活躍したメインキャラの集結はもちろん、ストーリーとしてもあらゆる要素を内包しつつも、TVドラマの枠では難しそうなダイナミックな仕掛けを盛り込む。
その点で『劇場版1』って、舞台となる糸節村に4人4様*1の目的で集結し、神001番から003番との対決があったり、果ては山火事と大噴射。あらゆる要素が2時間に凝縮されていた。
『劇場版2』はひとつひとつのストーリーの流れやギャグは面白くとも、筺神佐和子(片平なぎさ)一本という辺りで物足りなさが残ります。矢部警部補&秋葉刑事が合流しなかったのはマイナスでした。


とは言っても、必ずしも多彩な内容でなければいけないというわけでもないんですけどね。たまたま最近レンタルで観たのでついでに書くと―
木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ』も、前作『日本シリーズ』と比べるとスケール感は損なわれているように感じました。でも、これまでどこかはぐらかされていた部分…「ぶっさん(岡田准一)との別れを真正面から描く」というテーマがあったからこそ、納得できる内容に仕上がっていました。『トリック』の場合、例えば筺神佐和子との対決に特別な意味があればまた違ったんでしょうけど、う〜ん、そこまでの意味合いは感じられませんでした…_ _;;

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おすすめ平均
stars基本的には、おもしろいんだけど・・・映画でなくてもいいような。
stars期待外れ
starsがっかり。
starsそこそこ楽しめたけど。
starsやむ落ちを見るために

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*1:奈緒子は偽の神様役で、上田は取材で、里美は御札売り、矢部&石原は全国トイレ水洗化計画。あ、厳密には5人か。