M-1グランプリ
毎年恒例、『M-1グランプリ2007』決勝戦進出者が発表されました。
- キングコング
- ザブングル
- ダイアン
- 千鳥
- トータルテンボス
- ハリセンボン
- POISON GIRL BAND
- 笑い飯
開口一番、まず驚いたのが「麒麟がいない!」。
3大会連続で最終決戦まで残り、今年は田村の『ホームレス中学生』や川島のスキャンダルやら話題にも事欠かなかった麒麟にとって、この勢いに乗ってM-1を獲るには絶好の年だと期待していた*1だけに、8組の中に麒麟の名前がなかったことは軽く衝撃でした。
まあ、それだけひいき目なしに厳正に審査されているということなのでしょう。
また、今年はフットボールアワーの再々挑戦も無かった事で、初めて「前年に最終決戦を争った3組が、いずれも翌年の決勝戦に登場しない」という事態が起こります。
引いては「優勝候補不在」というのが今年のM-1グランプリのキーワードとなりそうです。一昨年、2005年も「優勝候補不在」というワードが用いられていましたが、こうして見ると色々と相似しているような気がします。
キングコングは、すでにテレビ番組で人気を得ていながら「M-1グランプリ」に挑戦する果敢さは当時の品川庄司を連想してしまう。2001年の第1回大会以来、6年ぶりとなるM-1で今一度、「本領を試される」場になります。西野のブログで垣間見られる並々ならぬストイックさには惹かれますし、期待しています。
ハリセンボンは単純に女性コンビとしてアジアンと対比してしまいますよね*2。個人的には一昨年のM-1を契機にアジアンは結構売れると思ったのですが、ちょうど時を同じくしてハリセンボンが台頭してきたんですよね。奇しくも、M-1決勝進出も果たし、どのような結果が出るのか。こちらも気になるところです。
また、前年度の大会での個人的評価で言えば注目はトータルテンボス。松ちゃんの高評価なコメントやラストイヤーの意気込みも考えると、最終決戦に残ってくると信じてます。一方で、ここ数年は浮き沈みがちな笑い飯ですが、2004年につまずき翌2005年にマリリンモンローネタで爆発したような復活を、2006年でつまずいた2007年に期待したいです。前回はトップ出番というクジ運に泣かされたPOISON GIRL BANDも今年こそは真価を発揮しそう。
そういったここ数年のジンクスをヨソに、純粋に漫才の面白さでブラックマヨネーズさながらにダイアンがヒョイと優勝してしまいそうな予感もします。はたまた、「せやねん!」ジンクス*3で今年こそ千鳥の大躍進もあるかもしれません。
ってなわけで、どうなる今年のM-1グランプリ!
(関係ないけど「決戦はクリスマス“イブイブ”」っていうキャッチコピーはどうなんでしょう。さすがに無理がある..)
(2007.12.22加筆修正)
M-1グランプリ 2005 完全版 ~本命なきクリスマス決戦!“新時代の幕開け”~ | |
麒麟 品川庄司 タイムマシーン3号 おすすめ平均 萎える 全体的に... DVD構成は過去の商品と同じ、敗者復活戦はかなり短い M−1の評価は漫才の面白さのみで良し! 毎年買っているけれど Amazonで詳しく見る by G-Tools |