個人的不定期雑感はてな

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ガリレオ

『ガリレオ』が昨日の放送で最終回でした。
この10月クールの中では一番面白かったですね。(って今期は、他に『ジョシデカ!』しか見てないけど…)。毎回、切り口の違った事件が展開されて、湯川学のキャラクターなんかもハマッてきて、ここまで9話毎週楽しみでした。


そして最終章…第10話。
前後編というだけあって初っ端から空気はシリアス。木島との対決を前に、しばし仲違いする湯川と内海でしたが、湯川は助手や生徒らの協力を得、内海は弓削の理解を受けて奔走する。王道ですが、こういった解決に向かって直走る展開は、クライマックスを思わせて良かったです。
また、久米宏の演技も思ったより悪くなかった。所々"ん?"とは思わなくもないけど、木島所以の偏屈さと捉えられる範囲ですし、役所を考えると意義のあるキャスティングだったと思います。なにより久米さん自身の存在感も相まって、湯川と木島の最終対決は重みもあり見応えがあったのになあ…


その直後に現れたのが、爆弾(レッドマーキュリー)だもんなあ。
思わず「ナニ、この『Saw』状態!」とツッコミつつ、でもいわゆる「赤か青か」とは対照的な黙々と計算して爆弾を解体していくというのも、なるほどこれはこれで『ガリレオ』らしいな、と納得した矢先にコンピュータとの対決だったり数列の解読だったりとゲーム仕立てに逆戻り。
挙げ句にさらに立ち戻って、結局は「赤か青か」かよ!あ、でも最初の素因数の中に「2」があった以上、こういう展開も必然だったのかな、と再び納得しようとした所に「ピンク」って何だよ!
二転三転でした(-_-;;


「実に面白い!」で締めるエピローグがまた良かっただけに、全編を通してこの爆弾解体だけがものすごく浮いてしまっていて、残念でした。

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