DSi発売だけど
『ニンテンドーDSi』、早いもので明日発売です。(日が明けて、今日発売)
カンファレンスでお披露目された時(id:Rarutan:20081003)にも書きましたけど、やっぱり今回ばかりは発表から発売までのタイミングが早いですよね。そして、同じく記していたように従来のDSとの一長一短も目立つだけに、発売したからと言って買い急ぐこともなく当分は様子見しようかな、ってな感じに至りました。
Touch-DS.jp内で連載された「社長が訊く『ニンテンドーDSi』」を読むと、なるほど、“マイDS”というキーワードとともに“1人1台のDSへ”という姿勢は理解できるんですが、それでもDSi自体の位置づけは宙ぶらりんな印象から今一つ拭いきれない…。単なるマイナーチェンジ機なのか、来たるDS2への試金石なのか、あるいはすでにDS2の始まりという位置づけかもしれない*1。判然としない。
で、その指標の一つともなろう「DSiウェア」で配信されるタイトルが、ちょっとずつ明らかになってきました。経営方針説明会/第2四半期(中間)決算説明会で発表されたもので―
- 「ArtStyle」と名付けられたパズルゲーム群
- 初代「メイドインワリオ」のサブゲーム(PYORO、かみひこうき)
- ほぼ日手帳の路線図
- 「うつすメイドインワリオ」
この中でやはり気になってしまうのは、最後の『うつすメイドインワリオ』。今や新しいギミックや周辺機器が登場した暁には欠かせない存在になっている「メイドインワリオ」シリーズだけに、嬉しい発表でした。紹介ムービーを見ただけでは、プレイステーションのEyeToyの簡易型みたいな印象ですが、メイドインワリオならではの遊び心に期待したいところです。今はまだハード先行で語られている節があり、そこら辺も任天堂らしくないなあ、と思うところですが、こういった独自ソフトの話題が存在感を示し始めてからでも、DSiへの買い換えは遅くは無いなあ、と。
そんな中、メイドインワリオと言えばもう一つ。最新作『メイドイン俺』の続報も紹介されていました。
今日は、もうひとつ、そういう遊び手の創造性を活かすことにチャレンジするソフトを紹介します。 「メイドイン俺」という、「メイドインワリオ」シリーズのスタッフが製作中のタイトルです。
このゲームは、従来のメイドインワリオシリーズのゲームと同様に楽しんでいただくだけではなくて、メイドインワリオシリーズのプチゲームを、自分自身で作ることのできるゲームです。だから、メイドイン俺なんですね。
(中略)
もうひとつの特徴は、このつくったゲームをお客様同士で共有する仕組みを用意しようとしていることです。DSのソフトでもこの共有は当然できるわけですが―
やはり大方の予想通り、自分でプチゲームを作ってプレイする内容でした。「背景を描いて、キャラクターを描いて、音を作って、ロジックを指定して」となかなか事細かく作り上げていく事が出来るみたいです。
Wi-Fiを通じて作ったプチゲームを共有し合うことも可能なのですが、これが『バンブラDX』のようにユーザーから投稿された何百,何千というデータを自由にダウンロードできる場が用意されるとしたら、極端な話、永続的に新作プチゲームがプレイできるワケで、これはナニゲに凄いソフトになりそうです。と言うか、話の前置きに『バンブラDX』の成功が語られている辺り、是非ともそうであって欲しい所です。
もっぱらプレイするだけって場合は、Wiiウェア『あそぶメイドイン俺』としてプレイ専門のソフトも配信されたりして、そこら辺も至れり尽くせり。タッチペンとリモコンでは操作の性質が異なるところをどうカバーするのかも気になったり。メイドインワリオは「新しいギミックや周辺機器の見本市」と上述しましたが、Wi-Fiという場においても、新たな理想型を提示する存在になって欲しいと期待してます。
(2008.11.01加筆修正)
さわるメイドインワリオ | |
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