E3

Nintendo：E3 2009情報 (任天堂ホームページ)

そんなワケで、E3 任天堂メディアブリーフィングが開かれました。

こちらのE3特報サイト内で発表タイトルや発表会の模様が視聴できます。こういった映像が、公式で同時通訳してまで配信されるなんて、良い時代になったものです。

さて、主だった発表タイトルを見ていきましょう―。

『NewスーパーマリオブラザーズWii』

まず、いきなり登場したのはWii版『Newスーパーマリオブラザーズ』。
発表会では「2D、3Dと進化してきたマリオを4Dに連れて行く方法を模索していました」という説明から入ったのでどんな事が起こるんだと思いきや、「それは無理だったけど、『4』をキーワードにした新しいマリオが生まれました」と逸れてしまったのでちょっと肩透かし(笑)。
要は、4人同時にプレイできる『Newマリオ』です。据置機で2Dという点や常時ズームイン・ズームアウトする様子などなど、イメージとしては『ゼルダの伝説 4つの剣＋』のマリオ版といった感じ。
なかなか実際に4人集まる機会が無いと厳しいだけに、如何な形でWi-Fiコネクションを活用するかが気になります(そもそもWi-Fi対応なのかも含めて)。1人でプレイしてきて、どうしてもクリアできない時に救援を求めると、どこからともなく乱入してくれるとかも面白そうなんだけどなあ。

『Wii Fit Plus』『Wii Sports Resort』

今日のWii大躍進を支えた2大タイトル…の続編。
どうしてもこの手のタイトルには常に「もっと新しい何か」を期待してしまうが故に、『Wii Fit』『Wii Sports』ともに革新的なタイトルだったのにその続編となると、その存在意義がとたんに矮小化してしまっているように感じました…。
引いては、任天堂ブリーフィング全体に対しても今年は盛り上がりに欠けるかな、と危惧してしまいました。やっぱり、もっと次のビジョンが見たい。

『Wii Vitality Sensor』

そんな中で、唯一その片鱗を見せたのが「Wiiバイタリティー・センサー」。
指を入れて脈を図るという新しい周辺機器。と言っても、発表されたのはまだこれだけ…。以前はソフトあっての周辺機器や機能の紹介だったと思うのですが、昨年のE3の「Wiiモーション＋」先行の紹介(この時は一応「WiiSportsResort」もあるにはありましたが)とか、「ニンテンドーDSi」の機能の紹介だけとか、そして今回とか、なんか最近周辺機器だけの発表が目立つような気がします。

『スーパーマリオギャラクシー2』

そんな中で、来ました大本命！
説明にもあった通り、正統3Dマリオ作品が同一機種で2タイトル以上出たことが無いだけでなく、『スーパーマリオギャラクシー2』というその物ズバリ続編なタイトルです。
「Wii Fit」「Wii Sports」続編一辺倒に辟易していた癖に正反対の印象で、自分でも自分勝手だなあ、と思いつつ。『スーパーマリオギャラクシー』自体が良作だっただけに期待はあります。確かに前作の時点ですでに完成されていたのでは、という懸念もあるのですが、それを上回って魅力あるトリッキーなステージの数々に期待です。

ニュー・スーパーマリオブラザーズ by G-Tools