個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

26時間テレビ

てなわけで、改めてFNS26時間テレビ。
前回のはちょっと批判的になってしまいましたが、まあなんだかんだ言っても兼ねてから待望だった『クイズ!ヘキサゴンII』を母体とした26時間テレビが実現したという点において価値ある一大イベントでしたし、一昼夜に渡って楽しめた放送でした。
では、ちょっと企画ごとの振り返り―。
「ネプリーグ」「ひょうきんベストテン2009」「VS嵐」「HEY!HEY!HEY!」の項目を新たに追記しました。結果、26時間テレビについて長文になりすぎ…(_ _;;

企画決め!早押しクイズ

オープニングを終えて、最初のコーナー。
「この26時間テレビのどの企画に参加するかを、この場で割り振りする」という今回の26時間テレビの象徴のようなパートだったのに、結局ウヤムヤのうちにここで決めた事ってほとんど守られませんでしたよね(^-^;; 次のネプリーグに早速Paboと赤信号が同行する始末でしたし。
引いては、食事決めとか宿決めとかも無意味になっちゃったんですよね。眠い眠いを連呼するぐらいなら、いっそ宿泊なんかもゲーム性に織り込んで本来の「ヘキサゴン合宿」然とした展開も欲しかったなあ。

ネプリーグ

やっぱり一番のハイライトは、「はりよつこ」でしょう!(笑)
「は」を書いた紳助の失態がショッキングすぎて、でも確かにこの状況で、一回で思い出せなかったら焦ってドツボに嵌ってしまう心情もありありと伝わってきて面白かった。願わくば、このネタはもう少し引っ張るべきだったと思うけど、さすがに難しかったでしょうか。「ひょうきんベストテン」の司会者テロップが、ちゃんと「森紳助」になっていたのは見事でしたが。

ひょうきんベストテン2009

個人的には「ひょうきん族」世代じゃないけど、このコーナー自体はCSの再放送で何度か見たことがありました。
その上で、もっと当時の人にしか分からないぐらいでも良いから往年のキャラクターを総登場させたようなコラボレーションの方が見てみたかったかも。

さんま・中居の今夜も眠れない

さあ、やって来ました。2005年以来となる、さんまVS紳助のバトルトーク。
今回の26時間テレビは、良くも悪くも終始 島田紳助の強権が行使されるなかで展開されていました。その中にあって唯一、その強権が発動しないトークが繰り広げられたのが、このコーナーでした。「53歳」「54歳」の良い歳した2人が、喋っている内容自体は女だチンコだレベルなのに、その息もつかせぬ丁々発止ぶりったら、もうッ―。
さらには抱き合わせ企画。カラス田カァ、サギ田トキ、火薬田ドンの三連発も、もう衝撃的すぎた。*1
笑いっぱなしの、そんな深夜2時でした。

真夜中の大かま騒ぎ

んで「さんま・中居」の流れで、2005年に果たせなかった さんま・紳助揃い踏みの乱入が今年こそは実現するものと思ってしまっていたんですが、紳助だけでしたね。
幸か不幸か、それによって「真夜中の大かま騒ぎ」恒例のカオスぶりは今年は影を潜めましたね。本末転倒だけど、それはそれで寂しいものがありました。さんまが矢部の司会ぶりをツッコむのに対して、紳助は暴露合戦に加勢するタイプなので、そういう点では企画意図には乗っかる格好になっていました。
とは言え、さすがに「かま騒ぎ」が「恋のから騒ぎ」のパロディであることすら直前まで知らなかったという台本の読まなさにはさすがに閉口しました(笑)。たけし乱入も知らなかったし。ちょっと細かいけど、辻のおバカぶりを発掘したのは「ヘキサゴン」ではなく「めちゃイケ!!」だと言い返して欲しかった。さすがに本人を目の前にしては無理か(苦笑)。


ここでは何と言ってもやっぱり、フジモン&ユッキーナが白眉でした。
宮古島合宿でのエピソードも、喋られるのを必死にに阻もうとするフジモンと相まって、面白かった。けど、フジモンが言う所のこんな「下品」なキャスティングで登場させられながらも、終始どっしり冷静な木下優樹菜もまたスゲーなと。このギャップが、今後2人にとって吉なのか凶なのか…。


もはや恒例とも言える、岡村の「いつ引退しはるんですか?」も出てきましたね。
まあ、いつもはもっとストレートに「いつ死ぬんですか」だから茶化されて終わりなんだけど、質問の仕方も違ったということもあり、今回の紳助は割と真剣に自身の引退についての捉え方を語らったのが印象的でした。そして、こういう時の紳助の分析論はやはり群を抜いている。なるほど、罪にならない5発の銃弾かあ。
で、岡村にこの質問をされたのを受けてなのか、翌日の「笑っていいとも!増刊号」ではタモリに対して紳助自ら「いいとも!いつ辞めるんですか?」と聞いていたのが驚きでした。

VS嵐

「フィーリング・パイプ」最後の大一番。一本に両手を懸け、絵に描いたように外すそのサマが、あまりにも見事でした。紳助がセレクト側に回った時には、もっと言葉巧みに翻弄するところが見たかったんですが、このゲームを熟知していないとそう一朝一夕には行かないのかな。
しかしながら、この番組が今度はゴールデン昇格かー。嵐、絶好調ですね。

HEY!HEY!HEY!

松ちゃんとは「松紳」以来。ダウンタウン2人との共演という点では、個人的にはオンタイムでは初めて見る画なので、新鮮でした。
ただ残念だったのは、初めから尻切れトンボになることを用意していたような構成だったのはダメでしょう。

番組対抗ヘキサゴン!クイズパレード

様々な番組を回り最後はゲストを迎えてのホーム。本来のクイズという点では、今回の26時間テレビのひとつのピークでした。
はねトびチーム、レッドカーペットチームに対しての、紳助の執拗な言い方はキツすぎるんじゃないか、という評判も散見されて、確かにそれも一理あるんだけど、ドランクドラゴン鈴木の言い返しがその度見事だったので、個人的には放送時はあんまり気にならなかったし、率直に面白かった。


特別ゲスト恒例となりつつある囮を使っての2段階ドボン。昨年のさんまに続き、今年は今田耕司がその餌食となるっていう展開も良かった。けど、こういう場に立って尚、「分かったぞ、紳助さんはこのまま落とさないでくれるつもりなんだ…」とか頻りに小ネタを挟んでくる今田もまた見事でした。
クイズは、願わくばここではんにゃ・川島のおバカぶりが大々的にフィーチャーされる契機になれば嬉しいなあ、と期待していたんですが、ヘキサゴンと並んでしまうとレベルが違いましたね(^-^;;

*1:この時だけ、昨年のジングルやカットを使っているんですよね。些細だけど絆を感じさせる良い演出でした