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フジテレビの笑う50年

『記録よりも記憶に残るフジテレビの笑う50年』。
今年2月に放送されたフジテレビ50周年特番『バラエティ・ルーツの旅』で、放送時間から漏れてしまっていた「めちゃイケ!!のルーツ」に端を発して、めちゃイケ!!流に味付けしたフジテレビ50周年特番の第2弾。あまりに音沙汰が無かったので、すでに無い話だと思っていたらまさか秋スペシャルにねじ込んでくるとは思わなかった。
肝心のルーツ自体は、序盤の「まだ3時間あるから大丈夫大丈夫」のくだりで、「あっこの流れは今回も結論は出ないな(笑)」と察しが付いた途端、どうでも良くなりました。案の定、具体的なルーツは出ませんでしたしね。引いては分かり切っていたことだけど改めて、『ルーツの旅』で「めちゃイケ!!」が省かれたのは予定通りということが確定しました(^-^;;


そんなこんなで今回の『笑う50年』。お笑い総括番組のMCとして、中居ナイナイも良かったです。
明石家さんまが、まさしく笑いの生き字引として「ひょうきん族」をはじめとした“あの時代”を語る司会ぶりも良かったのですが、その対称として“あの時代”を羨望し敬愛して育った世代から見たのが今回の番組だったように思います。そして、思い出話を語る上で仰々しいスタジオではなく、ただ和気藹々と話に花咲かす「倉庫」の雰囲気も良かった。どちらが良いというのではなく、この2つを対として「フジテレビの笑う50年」なのだと思います。


とは言っても、あくまでこの番組の主役は「過去の映像」の数々。
その点においては『ルーツの旅』も『笑う50年』も同じで、世代的に当時を知らずとも大笑いの連続でした。今年の26時間テレビで、ビートたけしが扮した「カラス田カア」に、まさか25年も前に起源があったとは思いませんでした。あと、自分の思い出として、SMAPの「かくし芸」と言えば、あの空手の翌年だったと思うんですが、SMAPがマジックやイリュージョンを披露したのが当時子供ながらに鮮烈な印象を受けたのをめちゃめちゃオボエてます。


残念だったのは、さんざCMでも流れていた木梨憲武の登場がラスト数分間だけだったのが…。裏話聞きたかったし、結果的に当時を語ったスタジオゲストがカトケンだけだったというのは寂しいところです。前回に続き、「ダウンタウンのごっつええ感じ」も紹介されなかったし。ここら辺、噂通り何かしら遺恨でもあるのかしら。
そう思うと、やっぱり3時間でも足りないよなー。今更遅いんですが、今年の27時間テレビは「フジテレビの笑う50年」でMCを分担してダーッと総集編をやる、なんてことをやっても良かったですね。

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