個人的不定期雑感はてな

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ライアーゲーム

シーズン2、始まりました。
前作の終わり方が消化不良でもあったので、いずれ続編やるだろうなとは思っていたけれど、半年前に電撃的に「シーズン2&映画」が同時発表されたのは驚きました。
そんなワケで、『ライアーゲーム』の世界が2年ぶりに帰ってきました。


前作が当時としてはまだ慣れない「23時台のドラマ枠」一発目という作品だったことも含めて、色々と手探りな状態の中で進行していて、終盤になってカルトさも帯びた演出が確立してきた印象があります。
そういった試行錯誤を経た分、もう迷いはなく、今回の「シーズン2」は最初からフルスロットル!てな意気込みを感じました。何と言っても、その象徴とも言える福永ユウジ(鈴木浩介)の奇天烈ぶりに拍車が掛かっていました。もうやりたい放題、最高です。正直なところ、役者さんとしては主演級ではないけれど、こと『ライアーゲーム』においては前作の活躍振りから、一気に主要キャストに名を連ねるまでになったというのが凄いです。
と…、思わず本当の主役は蔑ろにしてしまいましたが、神崎直(戸田恵梨香)は2年経っても*1バカ正直だし、秋山深一(松田翔太)は勿体ぶったキザぶり健在だし、今回の『ライアーゲーム』も面白そうです。


さて、最初のゲームは「24連装ロシアンルーレット」。
福永の手練手管によって独壇場かと思いきや、直が何かに気付いた様子…。はて、何なんだろう。とりあえず、1発目が発砲されてしまったことによって、ここからパス合戦にならざるを得ず、結果「パスのチップ総額が、すぐに5,000万円をオーバーする」というのは思い当たるのですが(敵は相手チームに非ず、とも合致する)、予告を見る限り、相手チームの反撃もあるみたいですし、他にも落とし穴があるのかな。う〜ん。


一方で、今回はドラマよりも先に映画の方をすでに撮り終えているという事もあってか、色々と大掛かりな伏線も見え隠れしています。葛城リョウ(菊地凛子)とか、「リンゴ」という言葉とか。
昨今、TVドラマの映画化は珍しくないのですが、ここまであからさまに「最後は映画で」と初めから謳うのは異例なだけに、ドラマの最終回がどう“とりあえず”の落とし所を着けるのかも気になるところです。

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*1:意外だったのは、今作、劇中時間でも2年経ったという設定なんですね。