個人的不定期雑感はてな

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バクマン。

バクマン。』第6巻

  • 44ページ:恩返しと裏返し
  • 45ページ:病気とやる気
  • 46ページ:目力と協力
  • 47ページ:矛盾と理由
  • 48ページ:生死と静止
  • 49ページ:リコールとコール
  • 50ページ:無茶と根性
  • 51ページ:再開と下位
  • 52ページ:感想と疾走

遅ればせながら、『バクマン。』第6巻

言うなれば、今回は「サイコー入院編」って感じです。ジャンプ連載も軌道に乗り始めた矢先、サイコーが倒れ、やむを得ず入院へ。長期休載が頭をよぎる中、それでも原稿を描くとサイコーが奮起。その一念を軸として、シュージンが応え、アズキが駆け付け、編集部はシビアな判断を下し、仲間*1達は行動を起こす―。この展開の広がりや、原稿上梓へと収斂していく結末は見所だったと思うのですが、一方でちょっと腑に落ちないと言いますか―。
やはり入院したんなら休もうよ、と思ってしまう(^-^;; どちらかと言うと編集長の言い分の方が説得力あったんですよね。自分がそういう感情で読んでいた分、サイコーを応援する面々の行動に対してはちょっとずつ違和感を覚える場面もあって今ひとつ乗れなかった。そんなワケで、ここに来てこの「サイコー入院編」は自分にとってはちょっと下降線でしたね。
そして連載再開するも、長期休載が災いして早くも打ち切りの岐路に立たされる二人。ここから「疑探偵TRAP」を盛り返して、引いては『バクマン。』自体も盛り返すような熱い展開に期待したいところです。(と言いつつ、即打ち切りかもしれないけど…。まったく、気になる所で終わってくれる(笑))


あと、第5巻のときに「連載スタート号発売の描写が淡々としてる」と感想書いたんですが、今回はさらに「コミックス第1巻の発売」や「新妻エイジのCROWアニメ化」といったさらに重要そうな事柄もさらりと描かれる程度でしたね。やっぱりこれは意図的と言うか、普段 読者の立場でも一喜一憂できるような目に見える事象は抑えているんでしょうね。

バクマン。 6 (ジャンプコミックス)バクマン。 6 (ジャンプコミックス)
小畑 健

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*1:もちろん「仲間」と書いてルビは「ライバル」です