個人的不定期雑感はてな

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R-1さばいばる

R-1ぐらんぷり2010

本日、敗者復活戦にあたる「サバイバルステージ」が放送されました。
昨年からスタートした制度ですが、昨年と違い今年 決勝戦に勝ち残れる枠は「1枠」に減りました。また、決勝戦に加え最終決戦も設けられた関係で、敗者復活から勝ち残った場合、都合3つのネタを用意しなければならず、なかなか熾烈な様相を呈しています。(敗者復活戦の模様も大々的に放送されるため、M-1では通例となっている敗者復活戦と決勝戦1回目は同じネタで、という戦法が使えない)


そんな中、今日 決勝戦行きを手にしたのが、COWCOW山田與志
昨年、テニスのスコアラーに扮したネタで、フリップ芸の新たな方向性を見せましたが、それを更に発展させたような独自の領域へと入っていました。フリップのあらゆる箇所に、仕掛けが施されていて、面白かった。同時に、これだけ入り組んだフリップを作るってのは並大抵ではない労力だろうな、と思うと、上述のとおり決勝戦でこれ上回るようなネタが用意できているのか、というのが非常に気になります。そして何より率直に、期待しています。


一方で、個人的には今泉が一番良かったと思ったのですが、得点的にはブービーでしたね…。
これまで『レッドカーペット』で披露していたショートネタも好きだったし、それが今回のようにちょっと長尺になっても一言一言はずれが無く、状況や情景がありありと思い浮かぶ言い回しは見事でした。強いて言えば、この手の一言ネタでは重要な“緩急”にもっと拍車が掛かっても良かったかもしれません。どうしても“酒を飲む”というワンブリッジでテンポ感が損なわれていた感がありました。そこら辺が会場の空気としては、如実に表れたりしたのかな。


友近の「フットルース」、以前『レッドシアター』でも披露したネタですね。近年のネタでは好きなネタだったので、2位というのは惜敗でした。もう一つ『あらびき団』での料理教室ネタも強烈でしたが、あれを決勝戦でやる予定だったりしたのかな。M-1よろしく、NON STYLEのような快進撃が期待されていた中山功太は、う〜ん正直なところ、今ひとつでしたね(_ _;;