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ニンテンドー3DS、1万円の値下げ

任天堂、ニンテンドー3DSを8月11日より1万円値下げ。改定前購入者には任天堂のFC/GBAのVC10タイトルずつを無償配信 - GAME Watch

ニンテンドー3DS、いきなり1万5千円に値下げです。いや、びっくりしました。
確かに予想に反して、苦戦を強いられ販売不調だったのは事実でしたが、ここまで思い切った手立てを取ってくるとは思わなかった。そして、まだ買っていなかった自分としては嬉しい限り。やっぱり2万5千円は高かったよ。


ただ、すでに購入したという人にとっては複雑ですね…。発売からまだ5ヶ月という段階での1万円もの値下げ。否定的な意見も出てもやむを得ない。で、こういうことって異例なんでしょうが、それを受けて岩田社長のコメントも発表されていました。早期に購入した人への感謝と陳謝、値下げの理由など、切って捨てるだけではない対応は任天堂らしいな、と感心しました。
なにより、早期購入者を「アンバサダー」として、独自の特典も用意されていました。

9月1日より、ファミコンバーチャルコンソールタイトルを10タイトル無償配信いたします。

年内に、以下のゲームボーイアドバンスバーチャルコンソールタイトルを10タイトル、無償配信いたします。これらのタイトルは、アンバサダー・プログラム参加者のお客様のみへの配信を予定しており、ニンテンドー3DS用としては将来も販売の予定はございません。

って言うか、「ファミコンバーチャルコンソール」なんてものが始まるのか。これは朗報です。
一方で「ゲームボーイアドバンス」のバーチャルコンソールがすごい。“将来も販売の予定はございません”って…。これがGBAタイトルの配信全体を意味するのか、今回の10タイトル以外は有償配信する予定があるのか、そこら辺がハッキリしませんが、後者だったとしてもこれで『メイドインワリオ』が一般に配信される機会はもう無くなったわけで、この特典は大きいですね。まあ、早期1万円の差と考えれば当然かもしれませんが。


ある意味で、今回の値下げは禁じ手でもあったわけですが、これを機に3DSの躍進となるか動向が気になるところです。


値下げのインパクトにすっかり隠れてしまいましたが、11月には『スーパーマリオ3Dランド』、12月には『マリオカート7』が発売されることも正式に発表されました。『マリオカート』はSFC,N64,GBA,GC,DS,Wiiと来て7作目だから『7』か。心なしか縁起の良い「7」からナンバリングを復活させるタイトルが多いような気がします。桃太郎電鉄然り、ぷよぷよ然り、Windows7もそうですね。

任天堂 “驚き”を生む方程式任天堂 “驚き”を生む方程式
井上理

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