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バクマン。

バクマン。』第15巻

  • 125ページ:焦慮と逆転
  • 126ページ:分析と結果
  • 127ページ:熱血と完敗
  • 128ページ:似顔絵とひやかし
  • 129ページ:青春と末路
  • 130ページ:熱と灰
  • 131ページ:模倣と無意識
  • 132ページ:逆立ちと立て直し
  • 133ページ:励みと想い

バクマン。』第15巻。前巻で波乱を巻き起こした、七峰透との決着からスタート。


と言うか、結局「同じ号で同じ話対決」やっちゃうんですね(^-^;; 七峰から勝負を持ちかけられても、「その挑発には乗れない」と突き放すサマも格好良かっただけに、小杉からの頼みとは言えこういう形で前言撤回するような展開はちょっと考え物かも…。そんなワケで直接対決の行方は、七峰透の“ネット上の頭脳”が破綻していくなか亜城木夢叶が地力を見せつける形で圧勝。敗れた七峰透の乱心ぶりは、前巻以上にライト君その物でした(苦笑)。
ここまで悪役を演じた以上、七峰透はこれにてスッキリ退場…かと思いきや、新年会に顔を見せたりして、心を入れ替えここから活躍していくみたいですね。そちらにも期待。


対して、中井巧朗のこの展開は…はて期待していいもんなんだろうか(笑)。平丸との決闘から和解までの流れはひとつの見せ場だったと思いますが、その直前までが完膚無きまでに見損なうように描かれていますからね(^-^;;
ただ、中井が吐露した「青春のすべてを注いできた」という言葉は、サイコーとシュージンにとっても身につまされる思いがあったようで。同窓会の場面ともオーバーラップして、ここまでの足跡を振り返り、そして2人で決意を新たにするくだりは感慨深かった。小畑先生の巻末コメントいわく、今回からイメージチェンジしたコミックス表紙は、この場面を描いていたんですね。読む前は、手がニョキッと描かれていたりして、元も子もなく「なんだコレ…」と思ってましたが、今となっては納得の構図ですね。


そして、遂に起こってしまった模倣犯騒ぎ。…なんだけど、これはこの巻のラストで一件落着なのかな。
知らず知らず動揺し、保守的な内容に走ってしまうシュージン…というかつてないスランプが描かれ、なんと言うか一大試練として展開していくのかな、と予感していたら思いの外すぐに解決の糸口が見えてきて、ちょっと呆気なかったかな。まあ、いかにも気になるところでコミックスを跨がっていたりしたら、また不満を言っていたかもしれないので勝手なもんですが…。


そんなワケで、次の展開として気になるのは新妻エイジの動向かな。初登場の時の宣言が履行されるのか、そしてその真意は。

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小畑健 大場つぐみ

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