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バクマン。 17巻

バクマン。』第17巻

  • 143ページ:お金とリサイクル
  • 144ページ:会社と必勝法
  • 145ページ:提供と停止
  • 146ページ:本番と腹の虫
  • 147ページ:使い捨てと闘争心
  • 148ページ:一発勝負と1話完結
  • 149ページ:持ち味と題材
  • 150ページ:我儘と贔屓
  • 151ページ:ゾンビと悪魔

バクマン。』第17巻。ベテラン作家の台頭を指揮していた、七峰透との再戦編って感じでしょうか。


15巻での決着で、てっきり心機一転するのかと思いきや、あくまでも七峰透はヒールに徹するんですね。
前回の手法を会社化し、より強固にして再び亜城木夢叶に宣戦布告してきました。ただ実際、シュージンも一定の評価をしていたり編集部でも意見が分かれていたりと、あながち否定できないやり方ではありますよね…。大ヒット作を生み出すまでは、まったく採算とれないので現実的ではないですけど。
それだけに対決の敗因が、担当・小杉の忠告を受け入れなかったという七峰透の過信ぶりだったというのが物足りなくもあり、七峰らしくもあったり。
そういう点では対決の様相もさることながら、それに端を発しての“1話完結じゃない1話完結”や東美紀彦の活躍など、サイコーの伯父さん絡みのエピソードとして、感慨深い巻でした。編集長からの最後のメッセージも良かった。


ちなみに、サイコーらが伏線探しで開いた「超ヒーロー伝説」のページ。第7巻(id:Rarutan:20100316)同様に相似するページがあるのかな、と軽く『ラッキーマン』手繰ってみましたが、分かりませんでした…。と言うか前者に至っては、どのエピソードなのかもよくハッキリしない。努力マンや勝利マンの場合、最初から兄弟だと知ってるわけだし。(ちなみに後者は、世直しマン(世直志)でしょうね)


七峰透との対決を経て、自信を得たサイコーらは、今一度 亜城木夢叶ならではの“王道バトル”に着手し始める。時を同じくして、新妻エイジもまた奇しくも同じような題材で新作に取り掛かっていた。亜城木夢叶の場合、まだ『PCP』連載中だけども、そこら辺の新作の攻防戦も楽しみなところ。あと、亜豆美保絡みのエピソードもジャンプ連載読者らの間で波紋呼んでるようですが、それも次巻収録の内容になるのかな。

バクマン。 17 (ジャンプコミックス)バクマン。 17 (ジャンプコミックス)
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