個人的不定期雑感はてな

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バクマン。18巻

バクマン。』第18巻

  • 152ページ:相乗効果と新記録
  • 153ページ:世界と相手
  • 154ページ:週刊と月刊
  • 155ページ:仕事場とノート
  • 156ページ:余裕と修羅場
  • 157ページ:敵キャラと入れ替え
  • 158ページ:間延びと一気
  • 159ページ:テンポと観覧車
  • 160ページ:頑張りと90万

バクマン。』第18巻。ついこの間、ジャンプ誌上で4年にわたる連載が完結し、コミックスでもクライマックスが近付いてきました。(話題になっていた亜豆絡みのエピソードは次回19巻かな?)


18巻は、それを予感させる直接対決から幕を開けます。
曰く、邪道を王道にまで押し上げた亜城木夢叶の「RIVERSI」。王道に邪道を取り入れた新妻エイジの「ZOMBIE☆GUN」。これまで間接的と言うか、どうしても一段上の存在だった新妻エイジと、お互いにハナッから意識し合って作品を作り上げていく展開が熱かった。
その過程で、紆余曲折を経て「PCP−完全犯罪党−」が最強ジャンプ行きとなったのも見所。ただ、2本連載の過労ぶりこそ描かれたものの、その後の描写はどうしても「RIVERSI」に関する試行錯誤ばかりで、じゃあ「PCP」中学生編は内容的には苦労なく月刊連載できてるの?って思えちゃって、それはそれで残念にも感じたり。
であれば、いっそのこと「RIVERSI」に賭け、「PCP」をきちんと完結させるという展開も読んでみたかった。まあ、“完結の醍醐味を描く”のは短期連載で行こうと決意した「RIVERSI」に持ち越しって感じかな。(って『バクマン。』完結までに「RIVERSI」完結まで行ったのかな…?)


そして何と言っても、平丸一也と蒼樹紅が結婚!
13巻の告白も面白かったけど、負けず劣らずプロポーズも平丸らしさ全開。ちょっと男気も見せつつ、微笑ましい一幕でした。しかしながら、女性漫画家と結婚…というのを見ると、普段の「休みたい休みたい」も合わさって(苦笑)、ますます平丸一也が冨樫義博さんをモデルに描いてるんじゃないかと勘ぐりたくなってしまう(笑)。


そんなこんなで漫画家自身の活躍もさることながら…。
「RIVERSI」本誌連載に奔走した服部哲。班長に任命され「ZOMBIE☆GUN」に情熱を注ぐ服部雄二郎。普段はあの手この手でこき使いつつ、ここ一番で一世一代のプロポーズをフォローした吉田氏。
この18巻は、担当編集が、三者三様に自身が担当する作家や漫画への強い思い入れが色濃く描かれていた一冊だったように感じます。さらに強固なタッグとなって、ここからクライマックスへと直走るのを楽しみにしてます。


余談ですが、セブンイレブンでコミックス買ったら、キャンペーンで『ワンピース』限定ブックカバーもらえました。

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