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『リーガルハイ』捲土重来の最終回

風邪でしばらく寝込んでいたのでちょっと時機遅れですが、第1話から書いていたのだし最終回も書いておきます。
『リーガルハイ』最終回!

予想に反して、最終回だからと言ってコメディ要素が多いってことではありませんでしたね。
古美門(堺雅人)から羽生(岡田将生)への一喝は、見ている側にも積もり積もったものがあっふ分、見応えのある一幕でした。

ある意味、ここに向かって羽生というキャラクターが生み出されていたんだなー。
前回、急に「黒幕」然とした描かれ方をしたので心配しましたが、さほど従来の羽生から逸脱しておらず良かったです。
あの時点でこれだけの策を弄していたのなら、最初からもう少し独善的な方向でも良かったかな、とも思いますが。

策で言えば、黛(新垣結衣)もポリシーに反しないなかで色々とあの手この手使うようになってきましたね。
古美門が横分けヘアを人差し指でなぞるのが決めポーズなら、黛はそれをさらに一画足すような形でおかっぱヘアをなぞるのも良いなあ。

二転三転した安藤貴和(小雪)裁判…
貴和も娘も助かる道がある…という希望的観測を諦めず追求していくってのは『逆転裁判』を連想しちゃったな。
『リーガルハイ』はあくまでシビアな現実も描きつつコメディに仕上げて欲しかった。
まあ、あのDNA鑑定書が本物か否か…結局真相は藪の中ですけどね。


しかしながら、羽生の意中の人が、黛ではなく古美門だったなんて…!(笑)
そりゃどの写真にも欠かさず写り込んでいるな、とは思っていたけれどさ。見事なミスリードでした。
天パー王子は横分けヘアにあこがれる、ってところでしょうか。


そんなこんな、前シリーズとの違いであれこれ思うところもありましたが、終わってみれば今回も傑作揃いで面白かったです!
続編もまたありそうですが、『半沢直樹』のほうも続編濃厚ですからね。いっときの仲間由紀恵の『ごくせん』と『トリック』みたいに、お互いのスタッフが対抗意識燃やしてくれたら面白いかな。

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