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シツイタイゼンニンテンドー

2014年1月30日(木) 経営方針説明会/第3四半期決算説明会 任天堂株式会社 社長 岩田聡

今期業績の下方修正で3期連続の赤字が確定的というリリースが出て、注目を集めていた経営方針説明会。

結論から言うと、代わり映えのする声明はなかったですね。
そりゃ一朝一夕に奇跡の一手が打てるわけではないですし、地道にやっていくしか無いと思います。
とりあえずは飛ばし記事で散見されたハード撤退やスマホ移行がなく一安心。
これまで通り、変わらないところは変わらずやっていく、という心強いものではありました。


でも、短期的な施策として発表されたものは今ひとつかな、というのが正直なところ。

今夏の更新で、Wii U本体の高速起動メニューが加わるというのは嬉しい反面、ゲームパッド単体で事前に起動するソフトを選んでから本体起動というかなりウラワザ的な対応策。
言い換えれば、本体OSの高速化は、もう望めないのかと思うと残念です…。

ホント最近のゲーム機って、やれOSだ更新だ…とつくづく面倒くさい。「ビデオゲーム専用機プラットフォーム」に意義を見出すのなら、もう一度、昔みたいにもっと気楽に動かせるハードには戻れないのかな、とふと思ったり。

Wii UでDSのVC配信って言うのも、ファミコンスーファミのVCがもっと充実してから言ってくれ、って感じです(^-^;;
そう言えば、GBAのVCもまだですしね。まあ本音を言えば、GBAにしろDSにしろ、これはWii Uじゃなくて3DSで配信して欲しいものですが。やはりアンバサダーの関係で難しいのかな。
せっかくアカウント導入しても、VCの共有はされないみたいですし、ここら辺はホント後手後手ですね..。

関係ないけど、アカウントや複数本購入で割り引きのくだりを見ていると、『スマブラfor』は3DS版/Wii U版をセットにしたダウンロード版が出そうな気がした。
まだ発表されていないけど、当然 両方買うと楽しめる要素も盛り込んでくるでしょうし。


最後に紹介された、QOL(生活の質)を向上させる新しいプラットフォームビジネス。
正直、今のところはまだ何のことだか分からない(^-^;;
まあでも、「異質な商品」(のちのDS)や「脳トレ」も最初の情報のときはこんな感じでしたし、あながち否定することも出来ないですけどね。

やってみて当たるか外れるかは分かりませんけど、でもこういう手を打ち続けるのが任天堂らしいな、とは感じました。
この取り組みがどういう形となって目の前に現れるのか、やっぱりまだまだ楽しみです。