個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

E3を塗り替える

任天堂 E3 2014情報

今年もE3が開催されました。
任天堂は「ニンテンドーデジタルイベント」と銘打った発表会で、プレスカンファレンスやダイレクト映像とも異なる演出で魅せてきました。
いやあ、もう初っ端からふざけすぎ。
日本時間で昨日深夜に配信されたのを見ていたのですが、こんな時間に何度か笑いそうになりました…。

肝心の内容も…
前日に配信されたマイクロソフトソニーの発表がちゃんとはチェックできていないのですが、海外産のこれでもかと言わんばかりのクオリティの目を見張る映像ばかりで…
昨今のWii U不調も相まって正直、期待できないんじゃないかと思っていたのですが…

いやいやどうして、負けてない…
やっぱりゲームに大切なのは、グラフィックの圧倒さではなく楽しさなんだなと今一度思わせてくれるタイトルばかりでした。
それを象徴していたのが…

『Splatoon(スプラトゥーン)』
インクを撃ち合い地面を塗りたくり、インクのなかをイカになって移動するTPS対戦ゲーム。
TPSと言えば、ヨソが戦場で拳銃ドンパチな血なまぐさいイメージしか無いなかで、実に任天堂らしい明るいテイスト。

映像でも語られていますが、敵を撃つのではなく地面を塗りたくるので必ずしも正確な狙撃を意識する必要もないし、弾道が見えるので知らない間にやられてた的な理不尽さも和らぐ…
弾からインクへとモチーフ変わっただけで、こんなにも従来FPSが抱えていた問題点が解決できるものなのかとコロンブスの卵的な驚きがありました。

まったくの新規タイトルにも関わらず、このゲームの紹介にかなりの時間を割いているのも頷けます。
考えるほどに新しいアイデアに満ちたゲームに思えて、すごいものが生まれるかもしれない…と深夜にちょっと感動を覚えていました。

せっかくWii Uゲームパッドの活用法も見出せたところを水を差して恐縮だけど…
出来ればWiiリモコン&ヌンチャクでプレイできるようにして欲しいな。Wii Uゲームパッドは小脇に置いて時折確認する程度で。

大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS/Wii U
デジタルイベントの冒頭に「Miiファイター」、最後に「パルテナ」の参戦発表!
そして今朝、ラウンドテーブルでまさかの「パックマン」参戦!!
こういう機会に至ってなお、時間差で楽しませてくれます。3回驚いてお得!

いずれも参戦予想自体は立っていたキャラたちだったと思います…
でも、やっぱり実際に動いているところを観ると、説得力が違いますね。そこはさすがスマブラ
パックマンがこんなに馴染むとは、こんなに使いたくなるとは。

ただ「Miiファイター」は、ごめんなさい…
まだ全容が明らかになっていないというのもあるので今の段階であれこれ言うのも早計ですが…
あのオールスターのなかに入るのは違和感しか覚えない(^-^;;
連動フィギュア「amiibo」周りの仕様も含めて、こういうカスタマイズ要素はスマブラにおいては煩雑に思えてしまって。
有野課長参戦?のムービーは面白かったけどね。

パルテナ、パックマンのムービーに見切れ出演したブラックピット、Mr.ゲーム&ウオッチも参戦濃厚っぽい?

ベヨネッタ2
日本では、前作のWii U移植版を同梱して発売!!!
2年前に『ベヨネッタ2』が発表された頃から待望していた事が、本当に実現!
願ったり叶ったり、とはまさにこの事。今回のデジタルイベントで一番嬉しかった場面でした。
おまけに60fps維持しての移植を明言し、日本語音声も追加収録、さらにスペシャルコスチュームま・・で・・・スペシャ

スペシャルコスチュームは正直いらないな…(_ _;;
『鉄拳』とか『モンハン4』でも思ったけど、こういう任天堂キャラのコスチュームって、どれぐらい販促効果あるんですかね…。
これで買ってみよう、って人はほとんど居ない気がします。

自分はコレとは関係なく、元々『2』だけでも買うつもりだったので楽しみです。
発売日が1週間違いの『スマブラ3DS』は後回し…と言うか、Wii U版だけでも良いかもと思い始めています。

ゼルダの伝説 最新作』
兼ねてから“ゼルダのアタリマエを見直す”と喧伝されていた最新作の一端が見えてきました。
どこまでも広がる絶景を冒険し謎解きする、オープンワールドゼルダ

海外産のゲームを見た時もそうだけど、“これを細部に至るまで作らなきゃいけないのか”と思うと、開発者でも無いのに、途方もない作業量に絶望感を覚えそうです。

『マリオメーカー』
スーパーマリオのコースを自分で設計することが出来るゲーム。
非公式で「改造マリオ」としてニコニコ動画などでは浸透していましたが、いよいよ公式がこんなツールを出してくるとは!
映像を見る限り、非公式に負けず劣らず、ルール無視のなかなか無茶な設計をすることも出来そうで続報が気になるところです。


気になったタイトルはこんなところです。
一概にこれでWii Uが復調するとは言い難いかもしれないけど、少なくとも個人的には買って悔いなしに活躍はしてくれそうです。