個人的不定期雑感はてな

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「武器はテレビ。」より大事なこと

一昨日から昨日にかけて放送されたFNS27時間テレビ。今年はSMAPが総合司会。

個人的には、土曜日21時はなんと言っても『金田一少年の事件簿N(neo)』とかぶっちゃうのが悩ましい所でしたが(笑)、その部分と深夜パート以外はだいたい見られたかな、という感じです。
録画はあるけど、深夜パートは後日観ます。

コーナー単位で見れば、面白かった所もあれば、グダグダ今ひとつだった場面も多かったです。
でも、総じてSMAPの凄さを見せつけられました。
とにかく45分間のノンストップライブは圧巻でした。

中居が明らかにしんどそうで、途中うなだれていたり歌えなかったり、そういう姿すらサマになってしまうのが、とても“酷”なことに思えました。
その姿すら27時間テレビの中では、見せ場になってしまうと言うか、コンテンツになってしまうと言うか。
(実際、すぐさまYahoo!トピックスに載っていましたし。まあ、最近はテレビ内の発言1つですぐトピックス載ったりして節操なさすぎですが…)

しかし、それをアイドルとして引き受けてきたのも、SMAPの歴史なんでしょうね。

グランドオープニングから森且行の脱退、稲垣吾郎・草彅剛の不祥事にも言及したり、SMAPを一から総ざらいしたような27時間テレビでした。
特に森且行の話題はタブー視されていた中、中居らがテレ朝の生放送(「SMAPがんばりましょう」だっけ)で突発的に森の名前を出したりした経緯もあったので、この27時間テレビでの扱いは感慨深いものもありました。
その一環で。グランドオープニングで見せた5人の若かりし頃の写真へと、フィナーレで帰結する演出だったのは分かるのですが。


それでも、ノンストップライブのあとでフジテレビまで歩かせたのは論外。
ファンが詰めかけるライブステージこそグランドフィナーレにふさわしい舞台だったし、あのステージで森からの手紙も朗読すれば良かったし提供読みもやれば良かった。
わざわざ疲労困憊のなかフジテレビへと戻らせる必要性のある趣向が待っていたとは到底言えないし。
ましてや、ファンが見守る会場ではなく、スタッフら身内が集まるなかでわざわざフィナーレを迎えさせたフジテレビの自己満足ぶりに幻滅した。
(スタッフらが囲むフィナーレは恒例ではあるが、わざわざ最高のステージを捨ててまで戻る必要はなかった。2009年2010年のヘキサゴンの回も、屋外でフィナーレを迎えているという前例もある)

「武器はテレビ。」
これまでの27時間とは方向性の違うタイトルを付けてきて結構好きだったのですが。
フジテレビへと戻る搬入口の坂を登っていく途中に流れたナレーションは、この27時間でSMAPが体現してきた事を安っぽく言葉にしてしまったな、と感じた。

「武器はテレビ。」なんて言葉で飾り付けるよりも、もっと素直にグランドフィナーレが観たかった。
そんな27時間テレビでした。

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