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個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

『ごめんね青春!』ごめんねする時

日曜劇場『ごめんね青春!』 | TBSテレビ

第1話を観た感想エントリーで
「本当に平助が放火したものとして話が進むとは思えないので、ここら辺も色々と裏側がありそうです。」
なんて書いていたのですが…
この予想は、ものの見事に裏切られる展開となりました(笑)
むしろ、こここそが今回の作品で描きたかった大きなテーマだったんだろうな…と思います。

14年前の放火の罪を抱え続けてきた原平助(錦戸亮)…
学園の合併も順調に進み、充実感を覚えるほどに言えなくなってしまう…
罪の告白とは。贖罪とは。あるいは、赦免とは。
そういうところが描かれたドラマでした。仏教やキリスト教が絡む舞台に設定されたのも、頷けます。
それらを「青春にしがみつく」「延滞料金」と表現したのも良いね。

そして前回第9話、昨日放送の最終回。
いよいよ平助が14年前の真実を打ち明けるシーン。
今になって吐露している愚かさと後ろめたさからの解放が内在した平助…
突然の告白に動揺し、しかし同時に覚悟を決める蜂矢りさ(満島ひかり)の表情…
直接告白シーンこそ無かったものの、りさに身を任せる姉・裕子(波瑠)も良かった…
いずれも白眉でした。

ちなみに「放火犯が平助だと断言はしきれない」というフォローや
周りからの理解はあったけど、やはりあの火事は平助が原因なのだと思います。
前述の当初の予想を裏切る展開だけに、生半可な着地は見せて欲しくないし。
そういう意味では、周りからの理解がありすぎて違和感を覚えたのも本音です。
劇中セリフを借りるなら、確かに「腐ったみかん」劇場を観たかったワケじゃないけど、
りさ以外は、もう少しシビアに描いて欲しかった気もします。


罪だ罰だとテーマにすると重いかもしれませんけど、
でも、それを軽妙に描いてみせるのがクドカンの真骨頂だと思います。
(『あまちゃん』の地震然り、『流星の絆』の復讐然り、『木更津キャッツアイ』の死期然り)
本作も、全体的にはあははおほほで最高に面白いドラマでした。

一番大笑いしたのは、やっぱり第1話の時にも特筆した…
「てめえ、チラチラなに見てんだよ!」
という神保愛(川栄李奈)の一喝に端を発する三女生の変わりようだったな(笑)。
このいざこざぶりが続くのかと思いきや、すんなりと両校両思いになっちゃって…。男子vs女子で展開するのも観てみたかった。

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