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凡人ライトの決断…『デスノート』第1話

ドラマ版『デスノート』。
放送前から曰くありげな雰囲気でしたが、いよいよ昨日から始まりました。
以前から言ってるように自分は割と、実写版が別物でも楽しんじゃうクチなので、楽しく見させてもらいましたよ。

まあ、序盤は…
“平凡な大学生”設定の夜神月(窪田正孝)で、なんでこんなにいちいち安っぽいの?と思いましたが。
デスノートの説明書きを読むために英和辞書を取り出したときは「駄目だ、こいつ…」と…笑。
なのに、そんな凡人が「犯罪者粛正」を決意する過程は「1ヶ月後」で場面転換してバッサリだもんなあ。
凡人設定にしたのなら、ここは一番丹念に描いて欲しかった。佐古田や音原田の件だけじゃなくてね。

そんな中で、リンド・L・テイラーを殺してしまい、本物のLからの宣戦布告を受けたライトの狼狽えぶりは、新鮮で面白かった。
ここから第1話ラストに向かって、段々と戦意が目覚めていくのも悪くなかった。
ルックス自体は窪田の方が藤原竜也よりもライトに近いと思うし、次回からの凡人を脱却し始める覚醒ライトが楽しみです。

リンド・L・テイラーで言えば、もう1つ芸が細かいなあ…と思ったのは
あの放送を見た時に、リュークが「ケケッ」と笑ったんですよね。多分、リンド・L・テイラーの本来の寿命(死刑執行日)を見て、ただ事ではないと察したのでしょう。
この演出は、映画版でもあったっけ、どうだったっけ…。

そして、なんだかんだ言いつつ、当たり前のようにリュークのCG合成が連ドラ規模で実現できちゃってるのも凄いなあ、と。
'06年ではこのCG合成も1つの売りだったことを考えると、技術の進歩とやらを感じます。
いちいち鼻につく声やジェスチャーがうざったいのは、「映画の方が良かった」という色眼鏡かな。

L(山﨑賢人)は正直、別物すぎて、今のところは納得いかないです(^-^;;
なんで、こうなっちゃうかなあ。まあ今後、ライトとの直接対峙に期待です。
まだ顔見せのニア(優希美青)も評判はよくないらしいけど、自分的には『あまちゃん』の小野寺ちゃんだー的なミーハー感覚で、登場が楽しみだったり。
魅上照(忍成修吾)はどう絡んでくるのだろう、そこも気になりますね。


と言うことで、いよいよ走り始めたドラマ版『デスノート』。
どう転んでも、そのことも楽しむスタンスで、最後まで見ていきたいと思います。

最後に細かいツッコミ。
松田(前田公輝)の口が軽すぎる…Lのプロファイリングをライトに口外しちゃって…。漠然と「警察関係者の家族」を疑う前に、松田が口外したことを突き止めれば犯人確定じゃん。佐古田のケータイの件も音原田の件もあるんだし(^-^;;