キングオブコント2015
「やめんでよかった」コロコロチキチキペッパーズ、KOC優勝に感涙 - お笑いナタリー
この時期恒例のキングオブコント、今年で8回目の放送でした。
優勝は「コロコロチキチキペッパーズ」!
ボケのナダルのキャラクターだけはちらほらテレビで紹介されていたけど、ちゃんとコントを見るのは初めて。
やはり特異なキャラが主軸にあるものの、その実、基本に忠実で面白かった。
なによりキングオブコントにおいて、こういった新星が優勝した…ということに興奮でした。
芸歴10年以上や○回目の出場の苦労人が優勝とか、そういうストーリーが多かった。
今回こういう結果に結びついたのは、審査員 一新のおかげ…というのはさすがに穿った見方かな(^-^;;
これまでのキングオブコントは準決勝敗退者100人が審査員でしたが、今回は松本人志・さまぁ~ず・バナナマンの計5人が審査員。
正直、キングオブコント最大の特徴を捨ててしまって大丈夫か…と思いましたが。
これはこれで面白い掛け合いも生まれて悪くなかったです、時にチクッと来る論評が聞けるのも良い。
ロッチは、1本目の強引な手腕(笑)で魅せたけど、2本目が続かなかったね。面白くなかったわけではなく、ロッチの地力が知れ渡っている以上、1本目みたいな変化球が無いと評点伸びにくい。
バンビーノは、個人的にはそこまで好みじゃないのですがリズムネタでありながら、ワンアイデアからの構成・展開が上手いんだろうな、と思いました。
ザ・ギースは、『劇的ビフォーアフター』ナレが始まった瞬間がピークで、そのあとのコントにもっと前振りと対になるような答え合わせ感が欲しかったかな。
ってことで新たな方向性に打ち出したキングオブコント。来年も同じ方式かな。