おめでとう!で彩る『こち亀』最終回
…ってことで買ってきました。
『こち亀』200巻特装版&週刊少年ジャンプ42号!
発売日である9月17日(土)、近所のTSUTAYAに開店間もなく買いに行ったのですが、同じように200巻とジャンプを買っていく人が何人かチラホラ。自分も含めて、皆浮き足立ってるなあ…笑。
そんな感じで、自分的には前回書いた通り寂しさよりも「きっちり終わってくれた」という喜びの方が強い『こち亀』最終回です。
そして、その最終回どう幕を閉めるのだろうか。
正直に言ってしまうと、最終回(40周年だよ全員集合の巻)単体で感慨が生まれてくる感じではありませんでした。
コミックスとジャンプで違うオチという最後まで遊び心を忘れない構成はさすがだったけど。*1
やっぱり最終回の見せ方としては、両さんが颯爽と去っていった伝説のニセ最終回こそ鮮やかだったな、ということで…笑。
文庫版4巻「両さんメモリアル」より引用/今から思えばまだ連載13年時点でコレを描いていたのか。ここから27年続くとは…!
一方で。
コミックスの方を読んでいくと、最終回以外は本当にいつも通りのストーリーで。自分が読まなくなって以降もこうして連綿と続いていたんだなあ、と改めて40周年&200巻の偉業を感じ入るところです。
そう、あくまでも最終回だからではなく偉業達成だからのお祭りなんですよね。
ジャンプ本誌の方をめくっていても思ったのですが。
最終回に対しての「さようなら」「ありがとう」という言葉よりも、40周年&200巻への「おめでとう」の言葉の方が多く踊っているような気がしました。
秋本先生の言葉通り、「両さんはお祭りごととかお祝いが大好きなので、40周年でみんなに祝っていただいているときにスッと消える感じ…」を体現した締めくくりだったと思います。
natalie.mu
ということで個人的にもあんまりしんみりした感情もないからこそ、あえてお別れは言わずに…
『こち亀』連載無休の40周年&コミックス200巻おめでとうございます!!