個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

据置機も携帯機も「ニンテンドースイッチ」

任天堂の新型ゲーム機が発表されました。
その名もニンテンドースイッチ(Nintendo Switch)」

元々はコードネーム「NX」として1年半前に開発中であると明言されていたアレです。
来年3月発売予定のまま、その後一切の続報がなく、本当に間に合うのか…と気を揉んでいましたが、ついに発表です。



「スイッチ」は…
据置ゲーム機でありながら、ドックに搭載された液晶端末にコントローラを装着すれば、そのまま携帯ゲーム機としても持ち運べるハイブリッド仕様。
言ってしまえば、その液晶端末の部分こそがCPU諸々搭載された本体で、簡単にテレビ表示へも“スイッチ”できる、と。
ハイブリッド仕様である事自体はわりと予想の範囲内と言うか、現に1年半前の記事でも言及してた。でも、いざこうして発表されるとワクワ感が違いますね。

ここでWii U ゲームパッドを振り返ると2通りの利点があって。
1つはテレビを使わず、部屋内なら自由にプレイできること。もう1つはテレビとゲームパッドの2画面を使ったゲームをプレイできること。
どちらも魅力的だったけど、実は相反する要素でもありました。2画面使うゲームはテレビなしプレイ出来ないし、逆もまた然り。両対応させるには作り手の手間が掛かる。
言うなれば、Wii U ゲームパッドは二兎を追う状態になってしまっていた側面もあったのでは、と思わされました。

そして今回の「スイッチ」。すっぱり前者の利点にだけ照準を合わせて来ました。
Wii U ゲームパッドの持ち回りの良さを進化させ、2画面という二兎目を手放した。深読みだけど映像を見る限り、もしかしたらタッチパネルも今回は搭載されていないのでは、とも読み取れます。

そう考えると任天堂ハードに揶揄されがちなギミック重視の構成でありながらも、その実、ゲームキューブ以来の純然たるゲーム機という見方もできる。
任天堂をもう一度そこに向かわせたのは、うーん、やっぱりスマートフォンの隆盛かなあ。
スマホゲームにない利点として、「ボタン操作で遊ぶゲーム」に立ち戻り勝負する、と。
そうなると今度はPS4やXbox Oneが立ちはだかり、あの液晶端末サイズに搭載できうる性能で太刀打ちできるのか、という不安も。

…が大事なのは、やっぱりソフト。
任天堂ゲーム好きとして、素直に期待したいです。

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事実、今回の映像のなかで新作『スプラトゥーン』の存在が垣間見えた瞬間、さらにテンション上がりました!