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土9の名にかけて…『ぼくらの勇気 未満都市2017』

先週21日(金)、『ぼくらの勇気未満都市2017』が放送されました。

www.ntv.co.jp


元となったのは1997年に放送されていたKinKi Kids 2人が主演した土曜9時ドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』。
このブログ的には、言わずもがなドラマ『金田一少年の事件簿』を生み出した放送枠であり、『銀郎怪奇ファイル』等々、KinKi Kids 2人とも縁深い枠です。そんな2人の共演作ということもあって、『ぼくらの勇気 未満都市』は90年代のあの頃の土9を象徴する作品と言えるでしょう。



そんな作品が、20年という期間を経て復活。
KinKi Kidsデビュー20周年企画の一環であり、20年前のドラマ最終回で「20年後にまた会おう」というセリフを残していたものだから、あまりに数奇な巡り合わせの元で成り立った、自分らの世代には堪らない復活劇でした。

いや正直に言うと、あの頃の土曜9は大好きだったけど『ぼくらの勇気 未満都市』に関しては完全には観ていないんですよね…。
家なき子2』『金田一少年の事件簿』に端を発して見続けていたけど、長瀬智也岡田准一の『D×D』がいまいち食指に合わなかったので初めての脱落。その流れで『ぼくらの勇気 未満都市』始まっても、しばらくはチェックできていなかった。
ましてや、そこにジュニア時代の松本潤相葉雅紀が出ていたなんて認識はまったくなく、KinKiや宝生舞以外はせいぜい、『サイコメトラーEIJI』効果で小原裕貴は認識していたかな。



と言うことで今回の『ぼくらの勇気 未満都市2017』。
ヤマト(堂本光一)もタケル(堂本剛)も大人になり、日々の気怠さも描くなかで、かつて自分らを隔絶した「殺人ウイルス」「政府の陰謀」が再び暗躍し始めたと聞き、次第に立ち向かっていく構成でした。
巨悪を前に物語としてはシリアスになっていくんだけど、その実、観ている側もふくめて童心に帰っていくようなワクワク感を覚えた。
率直に面白かった。

そして何と言っても最後─
剛は「謎はすべて解けた」「ジッチャンに名にかけて」、光一は「俺に不可能はない」で締めるという心憎い演出。最高!


奇しくもドラマ枠としては今年の4月に夜10時に移行して終焉を見ましたが、それでも「土9ドラマ」の思い出は不滅ですね。

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