白夜行・第五話

展開がダレることがなく、本当に毎回がターニングポイントと言った感じで物語が進んでいきます―、『白夜行』第五話。
亮司(山田孝之)と雪穂(綾瀬はるか)―、二人の“闇”はますます増幅。自分の幸せに気付いていない江利子(大塚ちひろ)に憎悪を抱く雪穂の感情は、亮司の言う通り「間違っている」のだが、少なからず共感もできてしまう。
んだけど、なんと言うか“不幸”の形がまた襲わせることだったというのが個人的にはちょっといかがなものかと思った所…。確かに江利子にとっては深い傷となってしまうのは事実ですが、雪穂(綾瀬はるか)の言う“不幸”って結局こういうことなの、って思ってしまう。狡猾な雪穂のイメージでは、一気に陥れるというよりも陰湿な方法なんだと中盤まで想像してました。まあ、亮司を突き動かし、「騙される方が悪いのよ」とも言い放った雪穂はすでに充分に狡猾ですが…。
ということで再び仲違いしてしまった亮司と雪穂。そして今回、雪穂に接触してきた松浦(渡部篤郎)が次回のキーパーソンになり、まだまだ濃密な展開が続きそう。