トリビアの泉

4ヶ月ぶりの復活スペシャル。だったのですが―
本来の『泉』ネタが4つだけ(ベルサイユ、ルパン8世、エノキダケ、5階)。完全に『種』メインの構成になっていて、「ああ、やっぱりムダ知識番組としてはネタ切れしているんだな」とレギュラー放送が終了した事を実感する次第でした。
個人的には、「エレベーターの“5階です”は“誤解です”に聞こえる。」は、当たり前だろ！と思わせておいてVTR内の小ボケで締める構成は好きだったのですが、単なるブリッジとして使うんじゃなくて、以前なら前後のネタに合わせて緩急を計算して肩透かしネタを放送されていただろうに。やっぱりそういう所でも見劣りしてしまうというのが正直な感想です。
一方で「以前」と言うなら、『種』での「ダイナマイトで、ふとんは○○枚までふっとぶ」実験は、砂地の中で布団が数十枚も吹っ飛ぶというシュールな画が、かつて小便小僧を爆破したり、はたまたマネキン人形を吊っていたような“往年”を感じさせて面白かったです。

で、最後を締めくくったのが「踊る大捜査線」些細な脇役スピンオフ新作。
その名も『警護官 内田晋三』。まあ、あくまで『トリビアの泉』内での公開とあって時間にして10分少々ながらタイトルバックなんか無駄に凝ってますし、無駄にキャラクター設定が深まったり。何より一応、本編とリンクしているというのが凄かったです。
VTR内でも「これはオフィシャル」みたいなコトを言ってますし、タイミング的にも『弁護士 灰島秀樹』のDVDに特典として収録されそうな予感…。

次回は3月10日放送だそうで。願わくば、従来のムダ知識紹介に比重を戻して欲しい所です。