個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

Lを継ぐ者

『DEATH NOTE:リライト2 Lを継ぐ者』、先ほど放送終わりましたー。


う〜ん、ワケ分からん…(_ _;;
基本的にはアニメ版第2部の総集編である今作なのですが、前半1時間については時系列がめちゃくちゃに再構成されてしまっていて、原作読んでるにも関わらず何度も混乱しかけながら見てました…。初っ端から魅上照が削除してたり、高田清美が代弁者に任命されていたり、その存在に何の描写もなくニアが関知していたり…。冒頭で前作『リライト』を見ていなくても大丈夫、なんて”L”は仰ってましたが、とてもじゃないけど面白さが伝わっているとは思えませんでした…(苦笑)。
なかでもその弊害が大きいのが、メロとのデスノート争奪戦が丸々カットされてしまっていたこと。
レムノートが捜査本部に預けられ、月ノートがシドウに返還されるイベントが起きなかったことで、月ノートは捜査本部が保持したままになり、引いては最後に倉庫に持ち寄ったのもこのノートだということになってしまいます。これではレムノートの行方が分かりません。原作では、ここの動向の不自然さがニアに付け込まれる原因ともなった所だけに、今作ではニアの「勘です」の一言で片付けられたのは……。
もう一つ。そもそも、夜神総一郎の存在自体が無かったことにされているのも……。


でも、そこから後半1時間は真っ当なダイジェストに仕上がっていました。
昨年のレギュラー放送当時にも好アレンジだなーと思っていた高田清美の涙も良かったし、倉庫での最終対決でのこれでもかというくらい演出過多な描写も面白かった。
やはり、それだけにせめて前半にもう少し辻褄を持たせて欲しかったですね。新たに挿入されたドミノや、この間のジャンプ読切作品の一節を思わせる新規シーンには「なるほど」と感嘆もしただけに、口惜しい作品でした。


何はともあれ文句言いつつも、一年ぶりのアニメ版は楽しかったです。
4年前…『デスノート』の連載が始まってからというもの、実写版が前後編で制作され、アニメ版が放映され、スピンオフ『L』なんかにも発展し、そしてアニメ総集編の後編である今作を持って、『デスノート』の世界もまたこれで完全完結ということになるのかな。そういう所にも感慨深さを抱きつつ、見てました。
次は『バクマン』ですね。大場つぐみ氏はどうなるのか気になってましたが、まさかまた《小畑健×大場つぐみ》のタッグが実現するとは思いませんでした。少年ジャンプは読んでないのですが、コミックスの発売が楽しみ。



関係ないけど、今回の放送を見ていてふと気付いたのですが…。
原作での第2部の年代設定は2009年。その年末の紅白歌謡祭で、「来年の大河『坂本龍馬』で龍馬役の流河早樹さん―」なんて一幕があったのですが、奇しくも現実の2010年のNHK大河ドラマ坂本龍馬を主役に据えた作品だったりします。

NHK「龍馬伝」 | 2010年の大河ドラマは坂本龍馬の生涯を描きます

なんかスゲー。

DEATH NOTE リライト ~幻視する神~
DEATH NOTE リライト ~幻視する神~宮野真守, 山口勝平, 中村獅童, 平野綾

おすすめ平均
stars入門編としては微妙
stars悪い人を殺していいか?という問題提示
starsウェットなリューク
stars無くて良かったシーン
stars話が変

Amazonで詳しく見る
by G-Tools