個人的不定期雑感はてな

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カービィとレイトン

星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』と『レイトン教授と最後の時間旅行』。先々週、ワゴンセールだった所を購入した2作ですが(id:Rarutan:20090723)、交互にプレイし続け、今週立て続けにクリアしました。


星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
オリジナルであるSFC版「スーパーデラックス」を友達に借りてプレイしたことがある程度で、それもごく最初のモードぐらいしかプレイした記憶しかありませんでした。
そんなワケで、オムニバス形式で構成されている本作。正直それぞれのモードはさほどボリュームを感じない長さなんだけど、でも全てのモードをプレイし終えた時にはヘタに長尺なゲームよりも満腹感のある、至れり尽くせりな面白さでした。クリア後も、一番最初の「はるかぜとともに」なんかはサクっと10分程度で遊べてしまうので暇つぶしにも最適。
ひとつ興味深かったのは。多彩なボスキャラのなかに、『スマブラ』のマスターハンドやタブーを思わせるような敵が登場したのが驚きでした。同じ桜井政博さんの作品として、『スマブラ』のルーツのひとつはこの時に出来上がっていたんだなという発見の喜びと、でも一方で『スマブラX』の段になってもまだこの時のアイデアを流用しているのかあというガッカリ感も…。(苦笑)
一応、「真・格闘王の道」までクリアしましたが、ストーンを使ってのヒット&アウェイ戦法ばかりだったので、これを他のコピー能力でもクリアするのと「ヘルプマスター」も各キャラごとにクリアできれば、ホントの完全クリアですかね。もう少しプレイしますー。


レイトン教授と最後の時間旅行
評判には聞いていたけど、やっぱり単純にこれだけ贅沢にムービーを使っているというのが見応えありました。この臨場感は、「初代DSでは味わえなかっただろうな」と、あらためてDSiに買い換えたことを実感します。
それでいて主題である「ナゾトキ」については次から次へと問題が出てくるので、これまた単純に知的好奇心を擽られます。もっとストーリーに沿ったナゾだけかと思っていたら、街で話しかけた相手から不意に出題されることもあって、RPGでいうエンカウントがすべてナゾトキで構成されているといった感じでした。スパッと解答が閃けば気持ちいいし、時には悶々と10分20分と問題を眺めていることもしばしばでした。
とにかく「ナゾトキ」の“面白さ”がごくごく単純であればあるほど、ムービーやシナリオとの融合が見事で、さらにはここに豪華キャスティングなんかも加わって、はじめて『レイトン』シリーズの企画力をまざまざと感じました。
ただ、シナリオはまあ良かったと思うんですが、諸々のどんでん返しの部分があっさり明かされちゃったのが腑に落ちなかった。一種の推理ゲームとして見ていたので、そここそ推理させろよ!って感じでした。


解けていない問題は、クリア後に現れる「ひみつ」モードのものを除けば、あと2問題を残すのみ。でも、難易度表示ではさほど高くもない問題なのでなにか考え方を思い違いしているのかなあ、と思考を巡らすところです。