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個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

ライアーゲーム

映画

映画『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』、観てきました〜。
公開日は3月6日なので、結構遅ればせながらの鑑賞になっちゃいましたが、お陰で程よく空いていて快適に観ることができました。


ドラマで準決勝まで来て、映画ではいよいよ決勝戦「エデンの園ゲーム」です。
と言うか文字通り、本当に決勝戦の模様だけを映画にしたような内容でした。前説明もほとんど無く、始まって5分足らずで、もう「エデンの園ゲーム」が開幕してしまいます。完全にドラマを観ていることを前提とした構成で、(ドラマの映画化と言えども、)ここまで割り切った作り方をしているのは珍しいんじゃないでしょうか。
実際問題、このドラマを観て映画まで観ようなんていうファンが望んでいるのは、大多数がゲーム部分でしょうから奏功していたと思います。矢継ぎ早な人物紹介や、「シーズン1」をベースとしたオープニングなんかもこれまで観てきた身としてはテンションの上がる演出で最高でした。


以下、ネタバレも含むので区切ります。

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さて、肝心の「エデンの園ゲーム」。
率直に言って、面白かったです。2時間ぶっ通しで観させようというんだから、かなり練られたゲームが用意されていました。
ルールは、一言で言ってしまえば「金のリンゴ、銀のリンゴ、赤のリンゴを用いた多数決ゲーム。全13回戦。」*1。正直に言ってしまうと、これまでの『ライアーゲーム』で全13回戦とか言うと冗長さを感じてしまうこともしばしばあったのですが、今回の映画ではそれがありませんでした。
『ライアーゲーム』ですから、やはり数々の罠やギミックが登場するのですが、それらが次のターンで影響を及ぼし、そして次の展開へと進み、そこからまた新たなギミックが用いられる。こういった鎖状構成が分かりやすく、どのターンにも見所があり捨てがなくノンストップで突き進んでいくのは、いやはや面白かった。
最後のギミックは、予想は付いていたけど、そこに至る伏線があったことには感嘆しました。


残念だったのは、前述した“2時間に渡りゲームだけ”が裏目に出た部分なのかな、と思うのですが。
今回、“最強の敵”然として描かれている「X」のバックボーンが希薄なんですよね…。LGT事務局が「今回はあのプレーヤーが潜んでいる」とまで注視している、その根源は何なの? 出来れば、「シーズン1」のヨコヤ、「シーズン2」の葛城リョウなど、テーマ性を持った宿敵が欲しかっただけに、この部分はちょっと見劣りしてしまう部分かも。


そんなワケで、これにて『ライアーゲーム』完結です。エピローグにも一瞬ドキッとしましたけど、気が利いた幕切れで見事でした。非常に『ライアーゲーム』らしさのある終わり方だったと思います。

*1:もちろん他にも細かいルールがあるので、そこら辺は公式サイト等を参照してください