カラスの親指
阿部寛主演の詐欺師映画。
そして、準主役に村上ショージということで気になっていた映画でした。(明石家サンタで、村上ショージファンの子がエキストラ出演なんてエピソードもありました)
そこに『あまちゃん』前の能年玲奈も出演していた、ってのは知りませんでしたが。二番手出演かのようなチャンネルNECOの紹介文は節操ないな、と思いつつ…(笑)。
が、そういった前置き抜きに素直に面白かったです。
派手な映画ではないけれど、161分の長丁場を飽きさせない。
何気ない掛け合いが楽しく、5人のファミリー感が観ていて心地いい。
2時間経ったあたりで良い幕引きがあって、「あれ、これで終わりなのか、放送枠まだあるけど…」なんて思っていたら、そこからのどんでん返しには膝を打った。
言われてみると伏線が確かにあった、の連続。
それでいて単にどんでん返しがインパクトを与えるだけに留まっておらず、ストーリー的にもこの真相を経たことで、より良い余韻が残る素敵なエンディングに仕上がっていました。
村上ショージの演技は、普段の掛け合いは良かったけれど、ここ一番の見せ場になると拙かったかな、というのが正直なところ(^-^;;
でも、総じて良かったです。
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