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端正Lの接近…『デスノート』第4話

ドラマ版『デスノート』第4話です。
個人的にはまだ27時間テレビの余韻が残る、30分後の放送だったので、いつもよりは流し見でした(^-^;;

今回は監視カメラ越しの攻防から幕開け。
監視カメラに気付いてから、どうすることが打開策なのか考え、ポテチトリックの着想へと至るところが描かれていたのが新鮮でした。
原作は前振りなく、いきなり小型テレビ*1でしたからね。もちろん、このスピード感こそ原作の大きな魅力なんだけど。
こういう所を丁寧に描けるのが、ドラマ版の凡人ライト(窪田正孝)ゆえですね。

そして、きっちりポテチに着目するL(山崎賢人)も独自展開でしたが、無理なく良かったです。
映画版の前編ラストに唐突にポテチを持って現れたのはどうなの!?…という疑問は当時ありましたが、こんな感じで「ポテチ1つ取るのに手間取りすぎ」みたいな洞察があったんでしょうね。


そんなポテチを引っ提げ、もう1つの見せ場。

Lの名乗り。
…なんだけど、さすがに皆の前でまで「L」を名乗っちゃうのは大丈夫なのか(^-^;;

テニスも実写化しちゃうとチープにならないかな、と思ったけど悪くなかった。
むしろ互いのモノローグまで程良く再現されていて、なかなか熱かったです。
映画版は原作のモノローグ演出をあえて一切排除する方針だったので。
今回のドラマ版はモノローグに着目して見るのも新鮮さがあって、オススメです。


さて、ミサミサ(佐野ひなこ)を早くから登場させていた影響か…
まだ監視カメラが作動している最中に、夜神家に訪ねてこられてしまったライト。
空中を泳ぐ視線…死神の存在もバレた…?
序盤の大きなアレンジが、ちょっとずつ原作とのズレを産んでいって、
こうやって効果的なアレンジへと帰結していく構成が、なかなか上手くて、やっぱ面白いです。

いやあ気になるところで終わってくれる。次回、どうなるのか楽しみです。

関係無いけど。
1つ気になったのは、ミサは死神の目を持っているけど、人間界単位の寿命を読み取ることって出来ましたっけ?
名前と一緒に並んでいる数字は一見アトランダムで、死神にしか寿命は計れないって設定だったと思う。

*1:ちなみに原作は小型液晶テレビ、映画が折り畳みケータイ、ドラマがスマホ…と進歩