個人的不定期雑感はてな

本サイトとは別に、任天堂ゲームやテレビ番組について徒然と。

R-1ぐらんぷり2016 悲願?悲観?

先日、『R-1ぐらんぷり2016』決勝戦が生放送されました。

…が正直なところ、個人的には過去一番 首を傾げてしまう結果になっちゃいました(^-^;;

優勝はハリウッドザコシショウ

うーん…。
あらびき団」では好きだったけれど、仮にも日本一の称号を懸けたR-1ぐらんぷり決勝戦の舞台として見ると、拒否感のようなものが先に立っちゃいました。
あらびき団もしくは東野・藤井というフィルターを通して見ていたから面白かった、と言い換えてもいいかも。
それぐらい脈絡なく騒いでいるだけで、今回は面白さが分かりませんでした…。

会場は盛り上がっていたようだけど、テレビを介しては伝わってこなかった。
同時に、「古畑任三郎」というタイトルコールで歓声が沸くような、コアなお笑いファンが多い客席だったんだな、とも感じました。
最近、ENGEIグランドスラムとかIPPONグランプリとか、ネタ(回答)の内容を真に受けて「えー」とか悲鳴めいた声が上がっちゃう客席が問題視されてるけど、今回はちょっと逆の問題が生じていたような気がしなくもない。

かと言って、じゃあ代わりに「誰々に優勝して欲しかった」と強く言えるほど、他のファイナリストが面白かったかと言うとさにあらず。
奇しくも『水曜日のダウンタウン』の「3人のやつ、誰がやっても面白い説」を立証してしまった小島よしおの振り切りぶり*1とか、マツモトクラブの構成とかは好きだったのですが。
R-1ぐらんぷり全体として、こんな小粒に終わってしまっていいの…というのが正直な感想ですね。

昨年、5年ぶりに復活した『M-1グランプリ』が、1組目から外さず面白い…っていう質の高さを誇ったので、R-1ぐらんぷりも審査基準やかルールを見直せばいいのかな…とにかくここらで盛り返して欲しいところです。

*1:さすがに「3人のやつ」一本で来る以上は、あの仕掛けならではの動きやネタが研究されてたけど