33分探偵

我らが迷探偵・鞍馬六郎が、帰ってこさせられたーー！！

一昨日、待望の続編『帰ってこさせられた33分探偵』がスタートしました。
まあ、続編とは言っても「こさせられた」という投げやりなタイトルが表している通り、良い意味で復活したということをことさら大層に演出するじゃなくて、ごく自然に「また続きが始まったなー」みたいなノリでした。このシリーズから見始める人のためへの配慮とか説明とかも無し(※)で、これまで通りの「お約束」がこれまで通りにパワーアップしていて、面白かった。
(※)その代わり、先週の『帰ってくるのか？33分探偵』が良いインターバルとして機能していましたね。今思えば、本編の流れを損なわせないための小学生編だったのかも。でも、まえだまえだ弟くん演ずる鞍馬六郎も可愛げあって良かった。律儀に作られているタイトルバックなんかも含めて、こちらも面白かった。

そんな中で、オードリーの登場には驚きました。
唯一これまでのお約束を突き崩してきたのが、小島よしお扮する“情報屋”のくだりがオードリーと交代してしまった？こと…。予想外の展開で、今回のなかで一番面白かったかも。次回予告では小島よしおが「ナイツ♪」*1と言っていたので、次回はナイツで、次々回はNON STYLE…みたいなM-1続きになるのかな。嗚呼、それにしても「旬」とは残酷な言葉だなあ。

バカバカしい推理も変わらぬクオリティーで健在で、次のドラマまで楽しみですね。

33分探偵 DVD-BOX 上巻 堂本剛, 水川あさみ, 野波麻帆, 戸次重幸 by G-Tools

*1:小島よしおのギャグ「♪ナイスナイスナイスったらナイス」の節の一部かな。

SASUKE

完全制覇を煽っておいて、また体良く騙されちゃったなあ、と。

今回の場合、テレビ欄には「新時代の英雄誕生!!2年半ぶりの歓喜に人々は酔いしれた」と、珍しく濁わすことなく具体的かつ断言しているだけに、特に後半なんかは色めき立って見ていたのですが―
ああ、そうか。前回の完全制覇以来、ファイナル進出者が居ないから、ファイナル進出できただけでも「2年半ぶりの歓喜」という文言には嘘偽りが無くなるんだな、と終盤で気付きました…。逆に言えば、そうして完全制覇への期待値が土壇場になって下がってしまった分、それを覆すような“あと1秒か…”という所でのタイムアップは劇的でした。
そんなわけで結果自体は騙されたけれども、初のファイナリスト・漆原さん自身は紛れもなくSASUKE新時代の「英雄」でした。なかでも3rdステージの“新クリフハンガー”を易々とクリアしていく様は凄かった。これがあるからこそ、またSASUKEを見ちゃうんだろうな(笑)。

関係ないけどもう一つ騙された要因として―
SASUKEは、放送時間の長時間化という編成具合すら、視聴者を煽っているよなあ。「こんなに放送時間が長いってことは今夜こそクリアするのか」みたいな…。正直、3時間半は全部は見切れません..