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栄冠輝く…キングオブコント2011

キングオブコント2011』2008年の開催から実に4回目、今年もコント日本一が決定しました。


そして、4代目王者はの栄冠に輝いたのがロバートでした。
第1回以来、3年ぶりの決勝進出で雪辱を果たした格好です。ただ、個人的にはロバートのネタって前々から今ひとつ食指が合わず、そんなに面白いと思わなかったというのが正直なところ。まあ、三者三様の芸達者ぶりは分かるし、優勝自体には異論ありませんが。
そんなワケで個人的には、同じ「はねるのトびら」勢という意味では、インパルスの方が面白かったですね。1stステージ、2ndステージともに、コントの着想自体はワンアイデアなんだけど、そこから広がるやり取りが多彩でこちらも優勝してもおかしくなかった気もするんですが、今ひとつ点数では伸び悩んじゃいましたね…。


今回は、2700の返り咲きも見所でした。第1回大会で、当時結成半年でいかにも“ダークホース枠”という演出意図があって選出されてしまった感があったので、それから3年…「あらびき団」や「人志松本の○○な話」など今度は着実に土台を重ねていって、本当の意味で決勝進出を果たした…っていう流れがあるだけに、ちょっと感慨深かったです。そして披露された、「キリンスマッシュ!キリンレシーブ!」。いや、もうこのメロディーは病み付きです。ただ、面白かったけれども所謂コントとはまた別ジャンルな気もするので、よもや優勝しちゃうのはどうなんだろう…というのもロバート優勝に納得の理由のひとつです(^-^;;
もう1組、鬼ヶ島も期待していたんですが、元日の「爆笑ヒットパレード」や「○○な話」で披露した、メタ的なコントじゃなかったのが残念…。あのパターンはショートネタの時だけなのかな。


1stステージ・2ndステージひっくるめてコント別に見た場合は、モンスターエンジンの「Mr.メタリック」、ラブレターズの「卒業式」、TKOの「裏口入学」が面白かった。なかでもTKOの“ポーランド”というセレクトが絶妙に効いてて、1stでもう少し成績が良ければ真面目に優勝を狙えたコントだったんじゃないでしょうか。トップリードも練られた構成で悪くなかったんですが、やはりトップバッターは不利ですね…。


そう言えば、今回からオロナミンCがスポンサーではなくなりましたね。オープニングで松ちゃんが「飲む物がなくなりました」って言ってたのはコレのことだったのか…と後になって気付きました(笑)。
一番の柱であった『M-1グランプリ』が終了し、鳴り物入りで始まろうとしていた『THE MANZAI 2011』の方は紳助引退の影響で、もしかしたら1回限りの開催になってしまうかもしれない…。*1そんな状況下で、この『キングオブコント』はメインスポンサーが降りて、次回以降の展開がちょっと気掛かりなところです。
なんやかんや言いつつ今回も面白かったので、また来年も観たいものです。

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*1:それでも、きちんと開催に漕ぎ着けられそうなだけでも御の字ですが。